三浦しをんさんの久しぶりの新作はルポエッセイ。
もともと博物館巡りが好きだというしをんさんが、全国各地の博物館に取材し、
その所蔵品とかかわる人たちの魅力を伝えてくれている。
訪れたという博物館は以下の通り。
茅野市尖石縄文考古館(長野)
国立科学博物館(東京)
龍谷ミュージアム(京都)
奇石博物館(静岡)
大牟田市石炭産業科学館(福岡)
雲仙岳災害記念館(長崎)
石ノ森萬画館(宮城)
風俗資料館(東京)
めがねミュージアム(福井)
ボタンの博物館(大阪)
書き下ろし「ぐるぐる寄り道編」熱海秘宝館/日本製紙石巻工場/岩野市兵衛さん
博物館っていうと堅いイメージがあるのだが、
このラインナップを眺めると「ん??」というものも(笑)
いえいえ、その、いたって真面目で尚且つ情熱にあふれていて、
私自身の考え方ももう少し柔軟に、広い世界を知らなければな…
地元近くだと、宮城の石ノ森萬画館。
こちらは震災・津波で大きな被害が出たけど見事復活をしたということで
いつかは訪れたいなと思っている場所。
また、個人的に気になるのはめがねミュージアム。
自分でめがねを作る体験もできるみたい。
他にも知らない博物館が多くて、
これから旅行の計画を立てるときには博物館情報も集めたいものだね。
しをんさんが仰っているが、
博物館自体が一個の人格を宿しているよう、というのはなるほどな…と。
運営している人たちも魅力的なんだな。
そういうことを知れただけでも、これからの博物館巡りの楽しみポイントが変わりそうだ。
ところで、
Am〇zonでこの本のレビューを見てみたら、
「買う前にどういう本かある程度調べない?」と思うような方が…
しかも、目的が子供のためだったら尚更。
それで評価をするのもどうなんだろうって。
ま、関係ないけど。
つまり、子供向けではない内容もあるってことだね(笑)
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