ついに完結っ!!!
ロード・オブ・ザ・リングからここまで、長いような短いような“旅”をともに歩んできたような映画。
感慨深いものがありますな…(LOTRの原作である『指輪物語』も読んでいるので余計に)
この壮大な物語を映画作品として世に放っていただいた、ピーター・ジャクソン監督にありがとう。
※ネタばれを避けたい方は読まないでください。
タイトルで決戦のゆくえと副題がついておりますが、
前作で、え?これから闘うっぽいけどどーなるん?ってところで終わっているので、
その続きの闘い部分が主に描かれてる作品でございました。
その証拠に、原題は「THE HOBBIT: THE BATTLE OF THE FIVE ARMIES」です。
その通り!って感じでしたよね。
ちなみに、ベネディクト・カンバーバッチのスマウグ(竜)が、前回大暴れしていて、
今作でもさぞかし主人公たちを脅かすのであろうと思っていたんですが…
…あれ?あのぉ…開始早々、あっさりバルド(人間・ルクエヴァ)にやられちゃったよ(笑)
そっからどうなるのかと思ったら、ハラハラどきどきの戦闘シーンが待っていました!!
王トーリンを中心とするドワーフたち、そのトーリンの親戚のドワーフたち、
スランドゥイル(リー・ペイス)率いるエルフの軍団、オーク軍団、そして人間たち。
ビルボがいい感じに間に入り、灰色のガンダルフと、そのお友達?の茶色の魔法使い(名前忘れ)が
助っ人のような形で参戦していきます。
闘いシーンばかりかと思いきや、愛、友情、、、等々、精神的な軸がしっかりと描かれており、
感情移入しっぱなしの私は、もう流れ出る涙を抑えることはできません。
いやあ…つらかった。なぜなら「トーリン ガ スキダカラ~(チャン・ドンゴン風に)」
リチャード・アーミティッジは、今シリーズで初めて知った俳優さんだけど、一気に好きになりました。
あとは、エルフのスランドゥイル役のリー・ペイス。美しいエルフの王。
眉毛が濃くてキリリっとしてるんだよ。そして超クール。いや、あれはクール通り越してるなぁ。
役になっていない素の時はニコニコしてて優しそうなんだけどね。
バルドのルクエヴァは今さらその魅力を語るまでもないし、
ビルボのマーティンも文句の付けどころなく可愛いし(?)、
レゴラスのオーランド・ブルームも頑張ってる感あるけどやっぱり美しいし、
タウリエルのエヴァンジェリンも素敵だった。
2時間半弱。あっという間。
とにかく大好きな旅の仲間とお別れするのが悲しくて、エンドロールの間中密かに泣いてた…
立ち上がってさっさと出て行く人たちがいる中、「もしかして私立ち上がれないかもよ?」状態。
ちゃんと帰ってきましたけどね(笑)
素晴らしいキャストの皆さん、関係者の皆さんには本当に感謝。ありがとうございます。
いろいろと詰め込み過ぎだとか、長すぎだとか、いろいろな声があるのは知っているけど、
(原作にもそんなところあるし…(^_^;))
あの世界観を表現するには必要なことだったんじゃないかと思うわけです。
寂しいけれども、あの終わり方は良かった。
ロード・オブ・ザ・リングにつながりそうなところも、ちょいちょいあって。
また全部観なおしてみたいな~。
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