『ありがち日記』

文楽12月公演('14)

今年最後の文楽鑑賞。
すでに千穐楽を迎えておりますけれども、さっと振り返りを。

12月は鑑賞教室があるので、高校生っぽい子たちの団体で席がけっこう埋まっている。
(だいたいは、舟を漕いでいる子たちがほとんどだけどね…^^;)
今回の本公演も、日中の時間を観たせいか、女子高生?がたくさん。

さて、演目ですが。
「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」から竹の間の段、御殿の段。
「紙子仕立両面鑑」から大文字屋の段。
ところで…これを学生が観るのはどうなのだ。
子どもが殺されたり、身代わりとして廓に身売りをさせようとする話だけど…(^_^;)
さらっとこういう話が描かれていることが多いんだけど、重たいよね~。

伽羅~の勘十郎さんの八汐、意地悪い感じの役は初めて拝見したけれども、イイ感じに憎たらしい(笑)
咲寿大夫の鶴喜代君、愛らしくてなかなか。

紙子~の中、芳穂大夫の語りはリズムというかテンポも良くて、声も良くて、
ますます芸に磨きがかかってきているー!という印象。
清馗さんとのコンビが郡山を思い出すかな^^
非常に重たい話だな…つーかひどい話だな…なんて思ってたら、権八が最後に…!
あの最後のシーンは面白かったなぁ。ははは。

ちょい渋めの、派手さには欠ける演目ではあったけど、
個人的にはいろいろ収穫もあって満足な鑑賞でありました。

さて、今年も東京公演と仙台には足を運んだのですが、
来年も同じように行けるかな~?
5月は玉男襲名公演だし、できるだけ行きたいとは思っているんだけどね^^ 


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