「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」

感想は今になってしまったけど、公開初日の夜に観てきちゃったよ…まさかだよ…
すごい楽しみにしてたみたいな感じだけど、たまたま都合が良かっただけ(笑)

さて、公開前から賛否両論（いやむしろ否定派のほうが多かったか^^;）あった本作。
私は原作コミックは読んでいて、アニメの方は未見。
原作を実写化するのは本当に無理があると思っていたので、
ある程度の設定変更は必要だろうって覚悟はしてた。

そして、その覚悟以上に変わっていてビビった！
やっぱり原作を読んでいる人にとっては、どうしても原作ありきの映画に見えてしまう。
そこが不利だな…とは思うので、単に原作と違うという理由だけで
「つまらない」と言っちゃうのは今回はなしにしたいんだけど…難しいなそれは(^_^;)

まず、最初の巨人登場場面は、さすがに迫力というかゾクゾク。怖い。
それに対して、人間のほうの演技が嘘くさいというか変だなとは感じだけど、まあ目をつむる。
巨人は人間を食べるので、グロいシーンはもちろんある。
でもそれも突っ込みどころ満載な感じ。ちょっとオーバーっていうか。

三浦春馬くんには悪いけど、そんなにファンじゃないので、
むしろ主人公はミカサ（水原希子ちゃん）か？っていうね。。。
ミカサ視点でこの映画を作ったら、それはそれで面白いんじゃないかな。
エレンが主人公であることの意味が、この映画だと薄いっていうか。
そして、ハセヒロのシキシマ…
やっぱりちょっとイッちゃってる系のキャラなのね…似合うんだなそれが(;O;)
これもリヴァイの代わりかのように出してしまったのが、ちょっとガッカリの原因かも。
リヴァイはリヴァイなのよ。で、シキシマを演じたハセヒロが悪いわけでもないのよ。

映画独自の設定でまとめるには、確かにこれで良かったのかもしれない。
でもそれにしてもつじつまの合わない場面や、必要とは思えない場面があって、
全体として満足できるものではなかったかな…ちょっと手厳しくて申し訳ないけど。

セカイノオワリのエンディング、私は別にそんなに嫌とも思わなかった。
壁を登っているかのような画面をずっと見続けていて、それがピタリと止まった時に、
目の錯覚みたいなやつで一瞬ぐらんとして気持ち悪くなったくらいかなｗ

後編も観ると思うけど、これは映画の完結をどうするのかを見届けるためになりそう。
やっぱりですね、実写化は難しいよ。
もったいないよ、いろいろと。