グザヴィエ・ドラン監督の「Mommy」、やっと観ることができた。
地方の公開が遅くなるのは慣れっこだけど、さすがにこれはもう長すぎる…
シングルマザーと多動性障害を持つ15歳の息子との物語。
もう今さらストーリーを追う必要もないと思われるので、さらっとね。
まず画面が1:1なのが特徴的。
画面の中の登場人物にものっすごい焦点が当たっていて、
よっぽど演技が上手な人でなければ耐えられないよな~と思う。
そして、この1:1が、今では幅広画面に慣れてしまった私にとって、窮屈に感じる。
その窮屈な閉そく感が、物語全体に漂う印象なのだけど。
息子と二人で生きるためとはいえ、母親のやっていることが果たして正しいのか。
気持ちは分からなくもないし、いざとなったらなりふり構わず息子のために頑張るのは、
母親としては当然なんだろうけれども。
でも、なんか納得いかない部分もあって。
一人で歌っているスティーヴの姿が目に焼き付いて離れないわ…
彼の実生活での様々なことを知っているわけではないけど、
今までの作品も彼の生き方にどうしても重ね合わせて見てしまう。
まだ若いというだけで注目されているわけではないのが、作品を通して分かるよなぁ~。
あ、知らなかったから驚いたけど、本人も出てたのね映画に。
本人も好きなもんで、ちょっと身を乗り出しそうになったよ、あの瞬間^^;
今日の映画館は夏休みで、ちびっ子たちがとにかくいっぱい。
ギリギリに着いたら、チケット売り場が行列で、最初の予告の辺りは間に合わず…(別にいいが)
う~ん、これから観たい作品が多いのに、時間帯考えないと大変かもー!
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