阪神戦は、やはり雨で中止になりましたね。
良かったんだか、悪かったんだか・・・・。いい意味で気分転換になればと思う。
さて、続き。
グラウンドでは、湘南シーレックスの選手たちが試合練習をしていた。
正直、選手の顔も名前も良くわからず、チケット販売窓口で買った選手名鑑(400円)を参考に、背番号を睨みつけていた。
わたしたちは、ファイターズベンチの真上最前列の席に座り、シーレックスの守備連携などを眺めていたが、ベンチ前に目を落とすと、隅の方でファイターズの選手がピッチング練習をしている様子。
球を受けている選手の名前を見ると・・・
「YAMADA」の文字が。
え???も・もしかして、山田勝彦???
1軍登録されていなかったから、もしかしてファームの試合には出てるのかも・・・・なんて、ドキドキしながら近づいてみたのだけど・・・・。
なんか若いし、線も細い。選手名鑑で確認してみると、勝彦の背番号は24。目の前にいる選手の背番号は65。
山田憲っていう選手だった。それに、捕手ではなく内野手。
それにしても、なんで内野手の子が球受けてるんだろうなぁ??
なんて思いながら見ていると、楽しそうな選手たちの声も良く聞えてくる。
球を投げる選手は、「フォーク!」「チェンジアップ!」と言ってから投げているし、球を受ける山田選手は、「ボール!」「ストライク!」なんて球筋を判定し、批評までしていた。
真剣に練習をしているというより、お遊びでピッチングしているような楽しい雰囲気が漂っていた。
「なんか、青春って感じでいいなぁ・・・。」
と、若さ弾ける選手たちを眺めていると、父がビールを片手にやってきた。
やっぱり親子というのか、球を受けている背中の「YAMADA」という文字を見て、
「お!山田(勝彦)じゃないのか??」と、嬉しそう。
「いやいや、勝彦は背番号が24らしい。その子は、同じ山田でも内野手みたいよ。それに、勝彦はこんなに若くないよ!」
と、親切に答えたわたし。すると、
「そうだな!ペチョンなんて音出して、(球受け)下手だもんな!キャッチャーだったら、バッシーンっていい音出すもんな。」
なんていい出す父。わたし同様、かなり地声が大きく、その言葉は間違いなく、山田選手に聞えていたはず。
もー、勘弁してくれよぉ~。しょうがないなぁ・・・と思っていると、その声に反応したのか、ミットから快音を発しはじめた山田選手。
「そうなんだよ!こうでなくっちゃ!」
ご機嫌な我が父。
そんなこともありつつ、投球練習を見続けていると、ピッチングをしていた選手たちがコソコソと内緒話をしている。そして、1列に並び、千手観音のように一人ずつ腕を振り、その中の一人から球が山田選手めがけて投げられた。
どこから球が飛んでくるかわからない状況に困惑している山田選手。
そんな「千手観音投法」を繰り返していた。
へぇ~、そんなこともやるんだぁ。おもしろ~い。と、わたしも飽きずに彼らの行動を見ていた。
と、またまた長くなってしまったので、つづく。
良かったんだか、悪かったんだか・・・・。いい意味で気分転換になればと思う。
さて、続き。
グラウンドでは、湘南シーレックスの選手たちが試合練習をしていた。
正直、選手の顔も名前も良くわからず、チケット販売窓口で買った選手名鑑(400円)を参考に、背番号を睨みつけていた。
わたしたちは、ファイターズベンチの真上最前列の席に座り、シーレックスの守備連携などを眺めていたが、ベンチ前に目を落とすと、隅の方でファイターズの選手がピッチング練習をしている様子。
球を受けている選手の名前を見ると・・・
「YAMADA」の文字が。
え???も・もしかして、山田勝彦???
1軍登録されていなかったから、もしかしてファームの試合には出てるのかも・・・・なんて、ドキドキしながら近づいてみたのだけど・・・・。
なんか若いし、線も細い。選手名鑑で確認してみると、勝彦の背番号は24。目の前にいる選手の背番号は65。
山田憲っていう選手だった。それに、捕手ではなく内野手。
それにしても、なんで内野手の子が球受けてるんだろうなぁ??
なんて思いながら見ていると、楽しそうな選手たちの声も良く聞えてくる。
球を投げる選手は、「フォーク!」「チェンジアップ!」と言ってから投げているし、球を受ける山田選手は、「ボール!」「ストライク!」なんて球筋を判定し、批評までしていた。
真剣に練習をしているというより、お遊びでピッチングしているような楽しい雰囲気が漂っていた。
「なんか、青春って感じでいいなぁ・・・。」
と、若さ弾ける選手たちを眺めていると、父がビールを片手にやってきた。
やっぱり親子というのか、球を受けている背中の「YAMADA」という文字を見て、
「お!山田(勝彦)じゃないのか??」と、嬉しそう。
「いやいや、勝彦は背番号が24らしい。その子は、同じ山田でも内野手みたいよ。それに、勝彦はこんなに若くないよ!」
と、親切に答えたわたし。すると、
「そうだな!ペチョンなんて音出して、(球受け)下手だもんな!キャッチャーだったら、バッシーンっていい音出すもんな。」
なんていい出す父。わたし同様、かなり地声が大きく、その言葉は間違いなく、山田選手に聞えていたはず。
もー、勘弁してくれよぉ~。しょうがないなぁ・・・と思っていると、その声に反応したのか、ミットから快音を発しはじめた山田選手。
「そうなんだよ!こうでなくっちゃ!」
ご機嫌な我が父。
そんなこともありつつ、投球練習を見続けていると、ピッチングをしていた選手たちがコソコソと内緒話をしている。そして、1列に並び、千手観音のように一人ずつ腕を振り、その中の一人から球が山田選手めがけて投げられた。
どこから球が飛んでくるかわからない状況に困惑している山田選手。
そんな「千手観音投法」を繰り返していた。
へぇ~、そんなこともやるんだぁ。おもしろ~い。と、わたしも飽きずに彼らの行動を見ていた。
と、またまた長くなってしまったので、つづく。