天上天下唯我独尊

南会津、釣行


6月14日~16日まで、南会津は伊南村にある会津高原INAキャンプビレッジに2泊して近隣の渓を遡上した。
梅雨時期のキャンプということで天候に不安があったが、2泊目夜間に激しく降られたものの、翌日にはカラッと晴れ上がってキャンプ道具が全て乾燥した状態で撤収できたので、全く問題なし!
さて、釣りの前にこのキャンプ場について話すと、とにかくのんびりとした経営状態だった。
あまり商売っ気がないというか、予約の電話さえほとんどつながらない状態。しかし、その商売っ気のなさは徹底されていて、料金的にサービスしてくれたし、最終日は夕方まで利用させてくれたり・・・。
とにかく、管理人のオバサン(おばあちゃん)の人柄なのだろうが、非常に対応が暖かかった。

さて、自分のキャンプ道具をフルで持っていって広げたのは久々。いつの間にか道具が増えていて、プラドのトランクスペースいっぱいいっぱいの積載量となっていた。そろそろ、携行キャンプ用品のスリム化を本気で考えようと思った。
コールマン タフワイドドーム300(テント)は今回始めての土砂降り時使用となったが、サークルベンチレーション用の天井換気口を開けたまま眠ったら、若干だが雨漏りをしていた。
暑いかもしれないけど、雨天時は密閉して使った方が良いということだろう。

そして肝心の渓流釣り。
写真の通り、川は素晴らしいほどの源流感。ただ、初日はテンカラとブドウ虫で攻めるも無念の坊主!同行した先輩は30センチ級の美しいヤマメを釣り上げていたが、それが唯一の釣果となった。
2日目はさらに上流部の探索に出かけたが、狭い源流に樹木が覆いかぶさる困難な渓相。あきらめて、下流の開けたところより入渓流した。

おお、テンカラにてヤマメが上がった!
しかしこれ、実は10センチ程度の超小型。ほとんど稚魚。
よって速放流。こんなやつが都合2匹上がったが、とても釣果としてカウントできるものではない。
よって、この日もほぼボウズ。往復580kmの大遠征をしたにしては、非常に寂しい釣果。
若干落胆気味で夕刻の会津路を走って帰途につく。
途中、渓谷沿いに川を見下ろす蕎麦屋があったので、遅い昼食として立ち寄る。
ここでも、まるで商売っ気のないおじさんから歓待を受けた。
僅か1200円のそばセットひとつに、【焼酎3杯+採れたての無農薬枝豆+タケノコなどこれまた山で採れたての食材による突き出し】の大サービス。
さらに、おじさんたちの話は、非常に面白い情報に溢れていた。
地元の釣り情報から、地元民から見た都会の釣り客論など・・・。
曰く・・・
 「川にカゲロウが舞うのは、朝と夕方。昼間にドライフライやってる馬鹿いるけど、そんなんで釣れるわけ無いべ!」
うーーん、おっしゃる通り!!
気がつけば、2時間が経過していた。
今回は釣果こそ思わしくなかったものの、会津地方の方々の暖かさに触れられた非常に素晴らしい旅行だった。
近いうちに、また会津に行こう!

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