さて、本命のNIKON1 J5。
本体の大きさはタバコ箱よりほんのちょっと大きいくらい。
実に小さくて軽い。
仕事用バッグに楽々収納できるから、いつでもどこでも持ち歩くことができる。
撮影モードは、フルオート限定。
もちろん設定次第でシャッタースピード/絞り/ISOを調整できるのだが、直感的にダイアル操作できない機能など、あってないようなものだ。
ファインダーもないので、iPhoneよりはるか数段劣る粗いモニター画面を見ながらのバカチョン撮影しかしない。
いわば、iPone撮影の延長線上だ。
こいつは、交換レンズも非常に安価。
特に30-110mmの望遠レンズは優秀で、フルサイズ換算300mmまで拡大可能。
中古で税込16,000円で購入できた。
18.5mmの単焦点レンズは、ダブルレンズキット購入で最初から手元にあったもの。
実は、一時期はCANON EOS M100のダブルレンズキットの方をお散歩カメラのメイン機として使っていた。
標準レンズの画質では、APS-CセンサーであるキャノンM100の方が1インチセンサーのニコワンより上だと感じたからだ。
しかし、ピント合わせが遅い上に不正確なことが気になり出して、結局ニコワン(NIKON1 J5)に戻ってしまった。
ニコンの標準レンズは、電源を入れれば自動的にレンズカバーが開き、さっと正確にピント合わせして実に快適なのだ。
それこそ、iPhoneの顔認証よりも立ち上げの労力が低い。
おまけにキャノンより小さくて軽い。
コンパクト一眼の場合、画質よりも使い勝手・利便性の方が重宝するのだ。
ということで、普段使いのメイン機はいまだ2015年4月に発売された7年前のNIKON1 J5。
唯一の不満点は、「SnapBridge」に対応していないこと。
こういう名機をアップデートして復活させて欲しいと、心から願っている。