APS-Cで十分と言いながら、フルサイズ・センサーのミラーレス機Z5も使っている。
実は、思い通りに撮影できるのはコレ。
フォーカス以外は、ほとんどフルマニュアルで撮影している。
ファインダーがEVFなので、完成画像をイメージしてシャッタースピード/ 絞り/ISOを調整できる優れもの。
使用しているレンズNikkor Z 24-70mm f/4 SにはコントロールリングがあってそれをISOに割り当てているので、EVFの与える視界の中で自由自在に完成イメージを調整できるのだ。
特に室内や夜景などのシーンでは大活躍。
オートだとISO感度が上がりすぎて目の粗い画質で仕上がってしまうところを、ISO感度低めに設定して絞り開放してシャッタースピードを抑える方向で画質確保が容易にできる。
本体に5軸補正の手ブレ防止機能があるので、1/3秒くらいのシャッタースピードまでなんとか手持ちで対応できるからだ。
絞り開放でも画質が美しいレンズという点も大きい。
ブログなので画質はかなり落ちてしまうが、それでも手持ち撮影でこういう写真(↓)はZ5でなければ実現しない。
しかし、致命的な欠点がある。
一つは大きくて重いこと。
仕事用のバッグに入れて持ち歩くなんて芸当はとてもできない。
もう一つは、レンズが高額すぎること。
Sラインというレンズ以外は購入するつもりがないので、レンズ1本が平気で10万円越えだ。
おかげで交換レンズが購入できず、「Nikkor Z 24-70mm f/4 S」しかレンズを持っていない。
まあ、ほとんどのシーンはこれだけで対応できるのだが、超広角レンズは欲しいところ。
しかし、その「NIKKOR Z 14-30mm F4S」はといえば実売価格15万円以上。
とてもとても。
防滴防塵なので旅行の際にはメイン機になっているが、お散歩機としては失格。
小さくて軽い上に交換レンズの価格もリーズナブルなAPS-C機のほうが普段使い用にははるかに優秀だと思っている。