ついにこの日が来た。
2年前の記事で、ハイレゾに特別な価値を感じない理由を書いた。
そして、「今ハイレゾと呼ばれているサイズの音源が、近い将来陳腐化して、いまのmp3やAACのように普及することはあるだろう。音が格別素晴らしい[特別なファイル]として重宝される時代は決して訪れない」と書いた。
そして、その日は唐突にやってきた。
Apple Music、昨日から急にロスレスに対応していた。
ショック死寸前だった。
何千枚という僕のCDたちの大半が、ゴミと化した。
そして、わずかに購入したハイレゾ音源のいくつかがゴミと化した。
Macbook Proのミュージック・アプリの設定をハイレゾ再生対応にすると、お金を出して買ったハイレゾ再生アプリ「Audirvana」「Fidelia」よりも音がやわらかくて好みだった。
有料アプリまであっけなくゴミにした。
音源フォーマットとしてのCDは完全に死んだ。
アナログ盤が好きでずっと買い続けてきたことだけが、救い。
これからは、もうレコードしか買わない。
大好きなNEW ORDERも、好きなアルバムはほぼハイレゾ音源がApple musicで公開されていた。
CDを上回る音質が、CD1枚にも満たない月々の定額で無尽蔵に楽しめるのだ。
ああ、終わった。
1982年から続いたCDの歴史が、40年で完全に幕を閉じた。
かつてない、衝撃。
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