新型コロナ影響下の期間に出会い、すっかり魅了されてしまったアーティストの一人、アーロ・パークスの2枚目のアルバムがリリースされた。
もちろん、先にApple musicで聴いて音楽性に大きな変更が生じていないことを確認してからの購入。
たまにあったんですよね、期待して次作を買ったら全然変わってて「損した!」ってことが。
いまは良い時代で、先にサブスクで全編を確認してから購入を判断できる。
「賭け」の要素が完全に排除された。
これもたまにあったんですよ、「リード曲だけいままでの流れと同じで、他の収録曲はすっかり変わっちゃってる」パターン。
で、そのApple musicで聴いて買うのを控えたのが、あれほど気に入っていたBlossoms(ブロッサムズ)の最新作"Ribbon Around The Bomb"。
うーん、ちょっと違う方向にいってしまったかな。
地味すぎるんですよね。
で、アーロ・パークスはといえば、よく言えば変わっていない。
でも、1stとはちょっとテイストは違う。
前作がある意味古典的なUKソウルの公式にのっとった心地よいサウンドだったのに対し、
基本テイストは変えていないけれどUK POPロックのテイストが少し前に出てきている感じ。
このRadiohead"Creep"のカバー(アルバムには収録されていない)を一聴すれば明白なように、
UK POPロックのテイストが強い楽曲も、彼女が歌うとソウルになる。
そんな楽曲が集まったアルバムのような気がします。
個人的には1st "Collapsed In Sunbeams"の王道感強い方が好みだったりするけど、
聴き込んでいけばまた変わっていくのかもしれない。
いずれにせよ、手元にアナログ盤を置いておきたい素晴らしい作品。