現行の車種で欲しいなと思えるSUVと、ダサいなと思うSUVを書いておこうと思いました。
完全に主観なので、一般的な価値観とは無関係。
好きな車を持ち上げるわけでも、ダサいと思う車を下げるつもりもないのです。
人が自動車を購入する目的はさまざまで、用途もさまざまで、選ぶ基準もさまざま。
あえて言えば、私が自動車を選択する基準は、
山間部にキャンプに行って、スノーボードに行って、走っていてそれなりに楽しめて、都心部で走っていても違和感がない
って感じでしょうか。
林道を走ると言ってもそんなダートではないし、雪道走行するといっても最近のスタンバイAWDで十分。
そして、走っていて明らかに力不足だったり、曲がらない止まらないって自動車は現代では稀。
ということで、最終的には「都心部で走っていても違和感がない」ってのが、最重要な選択基準になっている気もします。
ワーストSUVがトヨタばかりなので悪意を感じる方もいるかもしれませんが、ベストSUVも全部トヨタ。
トヨタがそれだけ幅広いユーザーをターゲットにした車種展開をできているということでしょう。
なお、写真は全て公式HPより拝借しております。
<ベストSUV>
1. ヤリスクロス
このサイズ感あれば、十分な気がします。
内装に高級感はありませんが、全然不満なレベルでもない。
で、都心部でも小さくてオシャレ。
2. RAV4
しっかりした走破性を確保している点が好感度高い。
おそらく、私が乗っているT32エクストレイルやフォレスターが想定ライバルなのでしょうけれど、
垢抜けないフォレスターと違ってこちらはデザインも落ち着いていて飽きがきません。
3. ランドクルーザー70
トヨタ ランドクルーザー“70” | トヨタ自動車WEBサイト
この変わらない無骨さ、魅力的でしかありません。
いかんせん、高額すぎます。
高級感とは無縁でタフかつ安価なのが魅力だったのに、乗り出し価格は500万円を超えてしまいました。
感情価格としては300万円。
<ワーストSUV>
1. カローラクロス
走行していると、最近は一番よく見かけるかもしれません。
とにかく、エクステリアがダサい。
前から見たらまだ「マシ」なのですが、「カローラ」のエンブレムが全てを台無しに。
ヤリスクロスは日本では新名称(海外ではヴィッツがずっとヤリス)なので新鮮なイメージが作れていますが、
カローラはもはやブランドイメージが確立されてしまっています。
それは、イケてない人が購入する実用車。
そして、後ろからみたデザインがそれを補強してしまっています。
リアは、まるで商用ワゴンのような佇まい。全体のイメージもカローラらしさ全開で、SUV感とは無縁です。
2. ハリアー
かつて初代に乗っていたものの、3代目ハリアーのあまりの安っぽさと「チープな豪華さ」に絶望して以来、
興味がなくなってしまいました。
ひょとしたら、現行型はしっかりした作りになっているのかもしれません。
きっとそうなのでしょう。
が、「都心部で走っていても違和感がない」って基準には全く当てはまりません。
いい悪いではなく、イメージとしてはイオンモールの駐車場にたくさん停まっているイメージ。
実際、スキー場やキャンプ場、その逆に都内中心部でもそれほど見かけません。
自動車を所有するってモチベの中心はいまや田舎および地方都市の方々でしょうから、トヨタのマーケティング力ってすごいなとは思います。
3.ライズ
これはトヨタ車ではなくダイハツ車です。
乗った時、ウインカーに驚きました。
カチッと上下で止まらないし、ウインカーの点滅に合わせて「ピッ、ピッ」と信じられないような安っぽい電子音が鳴るからです。
まんま、軽自動車クオリティ。
ただ、エンジンは素晴らしくパワフルで低燃費でした。
地方生活者が日常のアシととして使うには最高だと思います!
が、都市生活者がレジャー用途で使うには大いに役不足です。
まあ、単純にデザインがダサいってのが最大の理由かもしれません。
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日産もホンダも好きなのですが、現行車種だと、突出して好きなSUVもダサいと思うSUVもないってのが本音。
どれも、そこそこ。
そう考えると、トヨタってやっぱりすごいよなぁと思います。