みなさん、こんばんは
今日も仕事で3時に起きたのだけど、いつもは「おはよー!」ってすっきり起きれるはずが、今朝は背中が重く痛く痺れてる。
内心、誰だろう??思っていたら
「なんだ?どした?仕事の疲れがでだのが?」って心配する旦那ちゃん。
私ね、一度でも会ったことがある人が亡くなったり亡くなる前になると今まで痛まなかった場所が数時間くらいで治るんだけど、激痛になるのよ。
って旦那ちゃんに痛む背中を丸めながら言ったら
「気のせーだべ。」一笑され
今までもそうだったのよ。
「偶然だべ!」
そうじゃないから怖いんですよ。
「しかしよ。もしオメーの話が本当ならなんのためにいだぐなんのや?」
それね、昔、言われたことがあるんだよ。あなたの体は魂を浄化できる体なのね、って。
「オメー朝はええがらってまだ夢でもみでるんじゃねーのが?」
と、全く信用しようとしない。
いつも身に覚えのない箇所が痛むたび、この痛みが自分の病でありますようにと何度願ったことか。しかし、しばらく経つと、誰かの訃報が届くのだ。
そのまま仕事のため家を出て、暗闇の中を西へ走り、県境を過ぎて電波が入ったあたりで、旦那ちゃんのスマホが鳴った。
隣で様子を見ていると何やら固まっている。電話を早々に切り
「おい!!○○○ちゃん、さっき亡ぐなったど!!」
・・・・。
○○○ちゃんとは、旦那ちゃんの昔からの知り合いで、一緒に仕事をしたことがあり、私と結婚してからはうちで1度お酒を飲んだことがある。夏には「奥さん、これ食べて!」ってスイカをくれたりした。
ああ、○○○さんだったんだね。と、そっと心の中で呟くと、あれだけ痛かった背中が楽になり、呼吸が楽になった。
知り合いなら部分の痛みで出るけれど、これが親族とか想いの強い相手となると、高熱が出る。
私の父親が癌で入院していたときは、遠く離れた場所に住んでいて、危篤の連絡がある1時間前から高熱に襲われ、父の最後には間に合わなかった。
その時はまだ自分の体質には気がついていなく、なんて間が悪いのだろうとしばらく自分を責めたものだ。
それからしばらくして、転勤で引っ越した先の、とても不思議なオーラを持つ友達に突然言われた
「あなたの体は魂を浄化できる体なのね。誰かが亡くなったりする時、体が傷んだり高熱が出たりしない?」って。
なるなる!父の時は42度の高熱だったし、高校の友達の時は1ヶ月くらい首が全く動かなくなって病院に行ってもどこも悪くないって言われて酷かったわ。でも偶然だと思ってたわー。って笑ってたら
「あなたね。これが、あなたじゃなければ大変なことになるのよ?もう少し自覚を持って勉強するべきよ。」
はい。精進します(◞‸◟;)
と、少しは精進できた今は私生活には全く支障がない痛みとなってやってくるようになりました。
○○○さんは82歳だった。
複雑な家庭の持ち方をし、ある意味好きなように生きてきたと聞いていた。
しかし、最後は優しい言葉で送ってもらったと願いたい。
我が家に遊びにきた時、早くに亡くなった奥さんに会いたいとほろ酔いで言っていた。
今頃、逢えて再会を喜んでいるかしら。
○○○さん。82年お疲れ様でした。
遠くから私たちの仕事を見ていてくださいね。
「とごろでよ。親族だと高熱が出るってごどは、オレの葬式は誰がしてくれるのや?」
うーん。分からないわね。
「オメーそんな無責任なやづだったのが」って、少し不機嫌(笑)
私には分かるんですよ。旦那ちゃんが私の前からいなくなるってことは、私自身が消えてしまう時でしょうから、そもそもお葬式出せないでしょ?
そう真剣な顔で言ったら
「オレ、長いぎすっからよ!」
✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎