ワタシの時間よ ありがとう

感じたこと!考えたこと!嬉しかったこと!を日記のように綴っていけたらいいなと思っております。どうぞよろしくお願いします。

初冠雪

2023-10-22 20:45:00 | 日記


急に、朝晩と冷えるようになってきた宮城です。

寒い、寒いと、ベッドに入る旦那ちゃん。

「明日、仕事さ行ぐどき雪降るんじゃね〜べが??」


そうねぇ。私たち朝が早いからね。でも、流石に雪はまだじゃない?


「ほだが〜。山のてっぺんに雪が積もったのを見れるど思っだんだけどな」


明日を楽しみに仕事に行きましょう。



と、早めの就寝。



4時半に起きて、10分で支度して、いざ仕事へ!



鳴子を過ぎ、鬼首というあたりで・・



「ほれ!俺が行ったとおりだべ!」






おお〜
なんという名の山なのか分からないが綺麗だ


この仕事をして6年。毎年ここを通るけれど10月に山頂に雪なんて初めて。



自然が好きな私には、贅沢な時間です





仕事に汗を流していると
娘から孫っぴの写真が送られてきた。





今、1歳3ヶ月。

「私一生ベビーカーにこの子を乗せて歩かなければならないのかな?」と娘。

不安とはとんでもない想像をさせてくれるものなんだと、クスッと笑う。


歩き出したら一生歩かなければならないんだから、今はまだ歩きたくないのよ。我が子の成長をゆったり待ってあげなさいな。必ず歩く時が来るから。


と、言っていたら急に思い出したように歩くようになったらしく。


今日は公園に行ってきたようで
楽しそうな孫っぴの表情に安心安心。


✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎














草木も眠る丑三つ時

2023-10-19 18:34:00 | 日記




今朝。1時半起き

今年最も早い仕事の始まり。


漆黒の暗闇を西へ走る。
時計を見ると2時22分。


そういえば、この時間帯を丑三つ時って言うんだよなぁ。考え始めたらあれこれが止まらない。


丑三つ時の時間帯は北東の方角は避けないと、魔物に喰われちゃうからね。って、ババ様に言われたことがある。


あと、草木も眠る丑三つ時。起きているのは泥棒ばかりなり。とも(笑)



漆黒の暗闇から、夜明けを待って、この時期には珍しい強い日差しに汗をかきかき仕事をし、田んぼで休む渡り鳥の群れを眺めながら帰路に着く。もう少し過ぎると、白鳥の群れに心が躍るのだろう。


色んな色に出会えるこの仕事はなんて恵まれてるんだろう!と、つくづく思います。


気温の変化が大きくなる時期ですので、みなさんも身体に気をつけてお過ごしくださいね(^^)



✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎












葬送のエレジー

2023-10-16 20:13:00 | 日記



みなさん、こんばんは


今日も仕事で3時に起きたのだけど、いつもは「おはよー!」ってすっきり起きれるはずが、今朝は背中が重く痛く痺れてる。


内心、誰だろう??思っていたら



「なんだ?どした?仕事の疲れがでだのが?」って心配する旦那ちゃん。


私ね、一度でも会ったことがある人が亡くなったり亡くなる前になると今まで痛まなかった場所が数時間くらいで治るんだけど、激痛になるのよ。


って旦那ちゃんに痛む背中を丸めながら言ったら


「気のせーだべ。」一笑され


今までもそうだったのよ。


「偶然だべ!」


そうじゃないから怖いんですよ。


「しかしよ。もしオメーの話が本当ならなんのためにいだぐなんのや?」



それね、昔、言われたことがあるんだよ。あなたの体は魂を浄化できる体なのね、って。



「オメー朝はええがらってまだ夢でもみでるんじゃねーのが?」


と、全く信用しようとしない。


いつも身に覚えのない箇所が痛むたび、この痛みが自分の病でありますようにと何度願ったことか。しかし、しばらく経つと、誰かの訃報が届くのだ。



そのまま仕事のため家を出て、暗闇の中を西へ走り、県境を過ぎて電波が入ったあたりで、旦那ちゃんのスマホが鳴った。



隣で様子を見ていると何やら固まっている。電話を早々に切り



「おい!!○○○ちゃん、さっき亡ぐなったど!!」



・・・・。



○○○ちゃんとは、旦那ちゃんの昔からの知り合いで、一緒に仕事をしたことがあり、私と結婚してからはうちで1度お酒を飲んだことがある。夏には「奥さん、これ食べて!」ってスイカをくれたりした。


ああ、○○○さんだったんだね。と、そっと心の中で呟くと、あれだけ痛かった背中が楽になり、呼吸が楽になった。



知り合いなら部分の痛みで出るけれど、これが親族とか想いの強い相手となると、高熱が出る。



私の父親が癌で入院していたときは、遠く離れた場所に住んでいて、危篤の連絡がある1時間前から高熱に襲われ、父の最後には間に合わなかった。


その時はまだ自分の体質には気がついていなく、なんて間が悪いのだろうとしばらく自分を責めたものだ。


それからしばらくして、転勤で引っ越した先の、とても不思議なオーラを持つ友達に突然言われた


「あなたの体は魂を浄化できる体なのね。誰かが亡くなったりする時、体が傷んだり高熱が出たりしない?」って。


なるなる!父の時は42度の高熱だったし、高校の友達の時は1ヶ月くらい首が全く動かなくなって病院に行ってもどこも悪くないって言われて酷かったわ。でも偶然だと思ってたわー。って笑ってたら


「あなたね。これが、あなたじゃなければ大変なことになるのよ?もう少し自覚を持って勉強するべきよ。」


はい。精進します(◞‸◟;)



と、少しは精進できた今は私生活には全く支障がない痛みとなってやってくるようになりました。



○○○さんは82歳だった。
複雑な家庭の持ち方をし、ある意味好きなように生きてきたと聞いていた。


しかし、最後は優しい言葉で送ってもらったと願いたい。


我が家に遊びにきた時、早くに亡くなった奥さんに会いたいとほろ酔いで言っていた。

今頃、逢えて再会を喜んでいるかしら。


○○○さん。82年お疲れ様でした。
遠くから私たちの仕事を見ていてくださいね。




「とごろでよ。親族だと高熱が出るってごどは、オレの葬式は誰がしてくれるのや?」



うーん。分からないわね。



「オメーそんな無責任なやづだったのが」って、少し不機嫌(笑)



私には分かるんですよ。旦那ちゃんが私の前からいなくなるってことは、私自身が消えてしまう時でしょうから、そもそもお葬式出せないでしょ?



そう真剣な顔で言ったら





「オレ、長いぎすっからよ!」






✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎






















東奔西走

2023-10-06 17:36:00 | 日記




お久しぶりです!
東と西の天気の違いに、行ったり来たり。

毎年同じではないからこそのやり方と醍醐味に幸せを感じながら仕事に励んでおります(^^)

今までと違うと言えば、熊と出会うことが多いです。

明け方にクマの近くをすれ違った時のこと。


「今のはなんだべ?」

ん?クマじゃない?

「は?時には人を襲うあれが?」

それの他になにのクマがいるのよ。

「おめーはこわぐねぇのが?」

怖いも怖くないも、熊のテリトリーを侵害してるのは私たち人間なわけでしょ?ごめんなさいね、少し通してくださいね〜って感覚よ?

「俺、オメーみでぇな女に会ったごとねぇわ。俺にとっておめーも熊も同じだな」

なーんて、失礼なことを言ってくれちゃってます。


道路で横たわっている動物たちも多い。

「今のはなんだべ?」

ハクビシンよ

「今のはなんだべ?」

リスですよ

「今のはなんだべ?」

たぬきですよ


と、その度に聞いてくる旦那ちゃん。

そして、野生動物や、たまに猫が出てきそうになると、必ず減速して車の被害に遭わないように気をつけてくれる。

これが、出てくる方が悪いんだ!

なんて言われたら、結婚した自分が情けなくなり、離婚一直線だろうなぁ。思う。



昔、動物には手を合わせちゃダメだよ。
と、教えられてきた。


道路で動物の亡骸にあうと、必ず片手で祈る。


そんな私の姿を旦那ちゃんは見てるのか

「おめーのそれは何をしてるのや?」

不思議そうに聞く。



突然命を奪われたのだから、魂を送ってあげないとでしょ?
 

「は?どうやって??」



生まれ変わっておいでね。願わくは突然命を奪われない場所へ。待ってるよ

その思いで魂は救われるのよ。



「ほがー。オメーは魔法の言葉をたくさん知ってるんだな」


魔法の言葉なら他にも知ってるわよ?


「なんだべ」


仕事に真っ直ぐ頑張る旦那ちゃんはかっこいいね!



「オレ、ユンケル3本飲んだみだいに力が湧いでくるちゃっ!」



いくつになっても素直さを持ってる人は魅力的です



謙虚に素直に初心を忘れずに楽しみながら、残りの後半を頑張りたいと思います!


✿︎𝕋𝕙𝕒𝕟𝕜 𝕪𝕠𝕦✿︎