先日は、
≪ケース2≫ 愛情を上手に表現できない
人は本人も気づかないうちに、愛情の条件、もしくは、愛に対する条件を作り上げている。
というところまで書きました。
さて、その条件付けが『いつ』 そして、『どのように』 始まるのでしょうか?
赤ちゃんが オギャーとこの世に生まれた時
社会のこと、この世のことは 何もわからない・・・。そうですよね。
そして、自分の家族という 小さな国で成長していくのですが、
やがで、その小さな国には、その国独自のルールがあることに気づきはじめます。
その世界しかしらない小さな人は、その国で生きていく為
その国のルールを自分の中に取り入れていきます。
さらに、世話をしてもらうには 『愛される』 ことが必要だっ!
ということも、本能的に無意識レベルで感じとります。
その後も小さな国の権力者達は、独自のルールのもとで、ちいさな人に接しつづけます。
こうして、ちいさな人は、生きるすべ そのものを学び、
幼稚園、小学校と社会進出していく中で、学んだことを試しながら、
また、何かを学び、試し小さな人から 中くらいの人へと成長していきます。
いかがですか?
愛情にたいする条件が どのように出来上がるか?
薄々わかってきましたね。
『愛情を上手に表現できない』と感じる人は
愛情を受け止めてもらったことがない、と感じていて 愛情を表現することへの恐れ があり
◇ 表現しても無駄(どうせわかってくれない)
◇ 表現しても 余計悲しくなるだけ(どうせわかってくれないから)
◇ 愛情を受け取る価値のない自分
というような、深層心理が働いているのかもしれません。
(本当は、そんなこと ないのですが・・・)
『愛情を上手に表現できない』と感じる時、自分を守りすぎて 空回りしているだけかもしれませんよ。
大丈夫!あなたは、愛される価値のある人なのです。
自分で作り上げた殻は、自分で簡単に破ることができるもの なのです。