今日は、赤ちゃんの世界について書いてみます。
ヒプノセラピー(催眠療法)の中に、年齢退行・インナーチャイルドセラピー
といって、小さい頃に タイムトラベルする方法があります。
これは、自分自身の課題の解決のために行います。
例えば、人は それぞれ 思いグセ とか こころのクセの様なものがあり、
意思の力を使って ある程度は コントロールできるけど、
大切な時に限って 最悪な状況を引き起こすような言動や態度を
してしまったり。
最終的には、自分に自信が持てず・・・wwww ・・・
という場合に とても有効な方法です。
いつ そして どのような出来事 から、そのような思いや考えを
するようになったのか?と根本的な原因を探っていきます。
そんな時、赤ちゃんの頃に 戻っていく場合があります。
そう、ほんとの赤ちゃん、まだ ハイハイもできない赤ちゃんの頃に。
赤ちゃんの世界は、モヤがかかっていて(霧のように)
ハッキリ世界が見えていません。
その視力は、
・生後3ヶ月で約0.1
・6ヶ月で約0.2
・12ヶ月で0.4
と言われています。
お母さんの顔も お父さんの顔も ぼやけています。
動きに対しても感度が 遅く 8ヶ月頃にならないと
ゆっくりした動き(ハッキリしない動き)は、よくわからないのです。
まだ、視覚が未発達な赤ちゃんは、何を感じているのでしょう?
どのような状況が さきほど書いたような wwww… という出来事
と繋がっているのでしょうか?
セラピーの際に、相談者の方が さかのぼって体験される出来事は
このような事例が 多いようです。
『お父さんとお母さんの どなり声 や 言い争う声 が聞こえる・・・。』
『その声と共に バタバタと 大きい音がする・・・。』
そして、なんとも言えない不安を感じている というのです。
視覚は未発達な赤ちゃんも
聴覚はすでに お母さんのお腹のなかに居る時から発達し始め
イントネーションや音の感じも識別できる、と言われています。
また、どなり声・言い争う声=音=エネルギー です。
勢いよくドアを閉める音 や 誰かの争う声を聞くと、
大人でもドキドキと 鼓動が速くなったりします。
赤ちゃんであれば、そのドキドキ感とした不快感は、
より大きなものであると予想することができますね。
私達も かつては赤ちゃんでした。
今こうして 穏やかに幸せに暮らせるのは、
安心して 育つことのできる環境が整っていたから、なんですね。
ちなみに
赤ちゃんの頃に戻ったご相談者さん達は、
ご自身の力で 過去を手放し 自分力120%ぐらいになっています。(^^)
人の持つ力って、スゴイですね!!
去年は、心の中の親について書きました。
あわせてご覧ください♪♪
こころ中の親の声 【セラピーの現場より】
「そんなことしたらダメ!」「もう!だから ダメっていったじゃない、あんたって子は!!」「ほら、はやくしなさい!もうぐずなんだから。」こころの中で こだまする自分自身を攻...
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