我が家で毎日のように行われているバトル。
もちろん会社でも2人を放し飼いにすると、この通り。
ルイがくぅの上に乗っかってヘコヘコしてます
これが『マウンティング』です。
マウンティングとは・・・
犬が、他の犬の後ろから乗りかかって、腰を振る事です。
人に対する場合、人の足や腕にしがみついて腰を振ったりします。
年齢に関係なく、仔犬の頃からマウンティングをする事はあります。
これは、性的な行動ではなく、仔犬はマウンティングをすることで、
兄弟犬や、家族、同居犬の中で、自分がどの位置にいるのか、
力関係や主導権などを示す行動です。
マウンティングは、時には“優位性を表す”行動、
時には“性的”な行動、時には“単なる遊び”の場合もあります。
優位性の場合は、性別は関係ありません。
同性でも異性でも、人間にもマウンティングをする事はあります。
男の子の場合は、去勢をしても
マウンティングが無くなると言う事はありません。
去勢で、男性ホルモンが少なくなって、それによって支配的な
行動が減る事はありますが、去勢をしたら必ず
しなくなるわけではありません。
(去勢の時期が遅い場合は、オスの本能が残っているので、
優位性を表すマウンティングをする場合もあります。)
女の子の場合は、避妊をしていなくて、発情期に
マウンティングをする場合は、性的な行動の場合が多いです。
発情期が終われば、自然となくなります。
優位性を表すものでも、性的な行動でもなさそうだなと思った場合は、
単なる遊びかもしれません。
お客さんや、お散歩中に他のワンちゃんにしてしまう事もありますし、
それが喧嘩に発展する事もありますので、
マウンティングは止めさせた方がいいと私は思います。
他にも優位性を表す行動としては、
①背中の上にアゴを乗せる
②耳を舐める
③相手の顔を手で撫でる
④手で押さえつけて、首や肩に軽く噛み付く
があります。
ちなみに、ルイは①~③までくぅにしてます
いつもくぅの耳は、ベチョベチョになってます(笑)
私の周りのフレンチブルドッグだけかもしれませんが、
遊びでやっている子が多いです!
だから、他の犬種のワンちゃんに、優位性を表す行動と取られて、
怒られる事もあるので、飼い主が気をつけて止めさせています。
フレンチブルドッグ同士で遊びの延長でしている時と、
本気で優位性を表す時とでは、見ていれば慣れてくると
すぐに分かるようになります!
ルイとくぅの場合、ルイは服従させようと必死。
体もガチガチに固まってて、キレてる時の目をしています。
目がマジです!(笑)
口の周り、耳、目の周りなどが真っ赤になって、全然服従しない
くぅに対してだんだんイライラしてくるのも分かります。
でも、くぅは遊びと思ってるので、上に乗っかられてヘコヘコ
されても、しらーん顔しておもちゃで遊んだり、背中にルイを
背負ったまま、私のとこにおやつちょーだい!って来たり・・・
(↑この光景はかなりウケル。)
ひっくり返されても、すぐに起き上がって、やり返したり。
だから引き離しても、ルイはまだ怒りが治まらないのに対して、
くぅは、エヘヘ~!!って感じ。(笑)
くぅは、ルイの事をナメてるので、絶対自分からひっくり返る(服従)
事はしません。ラヴには毎日何度もするのに。
というわけで、もうお気づきの方もいらっしゃると思いますが、
ルイとくぅの2ショット写真が1枚もないんです。
2人を放し飼いにすると、延々とバトルが始まるので、
一緒に並んで過ごす事が出来ないんです(*_*)
まぁ、ラヴとルイが同じ部屋にいれるようになって、
一緒にいても平和になったのも2年くらいかかったので、
気長にいきます。
ちなみに、3ワンコとも私にはマウンティングはしません。
が、他の家族にはヘコヘコしてます。
人間にマウンティングする場合は、すぐに強い口調で注意し
(我が家は「No」でしつけています)払いのけてください。
もしくは、無視してその場をすぐに離れてください。
直りますので、根気よく頑張ってみてください!
バトル後は、くぅちゃんは一休み!
ちゃーんと日の当たるところに収まってるね!!