リリース:1986年
今週も当ブログを訪問いただきありがとうございます。
今週の歌詞は、久々の登場、松本一起さんです。
この歌の歌手は、アルトのCMでおなじみの池田聡さんです。
まずは歌詞の最初の部分から見ていきましょう。
「忘れたくて 楽しんで
忘れたくて 偽りの恋をしてた今まで
走り過ぎた 車には
あの日よりも ほっそりとした横顔
確かに君だったよ」
私もこの歌詞にハッとさせられた思い出があって、相手を大切に思うのではなくて、恋をしたいがために恋をしてた。
そんなことを感じながら生きてたんですね、当時の私は。
それで歌詞は続くのだけど…
「Back-mirrorに僕は飛び込んでも
君は気づかないまま 街に消えた
寂しさを憎しみに変えても
もう一度 君に逢える日 心のスミで
信じていたけど」
主人公の男性は、一瞬、彼女を見かけたんですね。
それで会いたい気持ちを「Back-mirrorに僕は飛び込んでも」という比喩で表現しているんですね。
静か過ぎた 毎日が
騒ぎ出した 突然のめぐり逢いががツラくて
それでモノクローム・ヴィーナスたる所以の歌詞の部分に入っていきますが、
「胸に閉じた 君はヴィーナス
きっと二人 あの日まで帰れるなら
前より愛し合える
Show-Windowに映る 僕は一人
古い写真のように君はいない
たとえ今 何かを求めても
遠すぎて 見つめ合えない二人になった
季節は変わって」
本当に、あの日まで帰れるなら前より愛し合えるのか?とというと疑問符が付きますね。
だって彼が愛してるのは偶像化された彼女だから。
まずは生きた彼女に声をかけてみないと。
今週も最後まで読んでいただきありがとうございます。
個人的には生着もし、すこしずつでも回復しつつあります。
これからも当ブログをよろしくお願いします。