MINORU NIIHARA "ROCK ME BABY!!!"

Music/Movie/Vocalism/Book
GREETING & 四方山話etc

モーツァルト。

2012年08月19日 23時52分02秒 | GREETING
さっきNHK教育(今はEテレビ?)でモーツァルト特集してた。

とても興味深く観た。

あの天才モーツァルトが大スターの座から一気に不遇の時期を迎えるのだが・・・

番組では「大盛況だったモーツァルトのコンサート、それが一転、お客さんが一人しか予約が入らない状況になった」とエピソードを語る。

「モーツァルトぐらいの天才、自分より人気のある作品が自分より劣っているかどうかなんて簡単に判断出来ただろう。彼はその時、その作品が自分より人気が出てるいのをどう思っていたのだろうか?」と作家の石田氏が呟く。

モーツァルトと言え「人気商売」だったんだなと・・・・なんかグッと来るものがあった。

何時の時代でも、聴き手の好みなんていとも簡単に移ろいやすいと痛感。

さてさて、今このブログを書きながら、カラヤンの60's BOXを聴いているんやが・・・

曲はブラームスの4番。

ふと(もしブラームスがカラヤンの演奏を聴いてどう思っただろうか?)と思ったのだけど。

ブラームス「なんじゃこれ???・・・・汗」だろうか?

ブラームス「お!想像通りの響きだ!」だろうか?

ブラームスやベートーベン、モーツァルトが生きていた時代のオーケストラってどんな演奏してたんやろか?どんな音やったんやろか?

ほんまに、今我々がCDで聞いてるような演奏やったんかね?こんな響きやったんかね?

テンポは?ほんまにこんなスピードやったんか?

アンサンブルはほんまにこれで正解なんか?

だって誰もあの時代の演奏や音を聴いたことが無いんだから・・・

例えばブラームスの時代のある指揮者がいて、その指揮者から次の指揮者へ、そして次の指揮者へ、そして次の指揮者へと・・・・技法は伝統的に口承され脈々と伝わって今に至っているのだろうけど。

で、伝言ゲームって言うのか?

口から口へ文章を伝えて行くゲームあるでしょ?

あれって、途中から変になって最後には全然違うものになったりするでしょ?

クラシックの演奏もそんな風になってやいないか?

だって数百年も前の音楽ですよ!

手掛かりは「譜面」だけなんやで!

途中でトンデモ無いことになってるのでは無いか?と・・・

気になって、気になって・・・・

夜も眠れません。。。(笑

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