今回の
ファンキーのブログにあった「曲依頼」の話題。
ほんま、音楽製作会社の製作担当者とは言え、「楽曲」の本質を判断できない人が多いな。
まぁ~誤解を恐れず言えば、音楽製作関係の仕事をしていると言えども、彼等の多くが「音楽製作の素人」なのよ。
「メロディーだけで良いですから」と「曲依頼」しておきながら、メロディーと簡単なコードを付けただけの「デモ」では、それが最終的にどんな風に仕上げられるかイメージ出来ないのな。
わしもかつて、某レコードメイカーのディレクターから某有名歌手の曲依頼が来たことがあったのよ。
「歌メロが分かれば良いので」と言うので
弾き語りで簡単に歌って「デモ」を作って渡したのだけど、「もっとボンジョヴィのように・・・」とか言ってくるわけよ。
「そんな風にアレンジすれば?」と言ったのだけど、相手方の反応が悪い。
結局、当時忙しかったのでそれ以上製作の深入りが出来ず、最終的に曲は「没」。
その「没曲」(言い方が悪いけど)が個人的にはとても気に入っていたので、後日、しっかりバンド用にアレンジし直して、バンドでレコーディングしたのよ。
アルバムがリリースされて暫くしたら、再び件のディレクターから連絡があって、彼曰く、
「二井原さん!アルバム聴きましたよ!あの曲があんな風に格好良くなるなら、あの時使ってましたよ!!!!」
もうね・・・アホかと・・・。
この経験から、製作会社へ「曲提供」する場合には「完パゲ」を渡さないとダメだと学んだ。
例えば「桑田佳祐」とか「ユーミン」とか「奥田民夫」とか・・・
作曲者の名前が欲しい場合は、「デモ」のクオリティーは別に何でも良いのだろうけど・・・(多分)
それにしても、ファンキーのあの曲、よく出来たキャッチーな曲やんなぁ~!
それこそ見事に「ランナー」みたいな曲だろ!
リクエスト通りだと思ったけどな。
ちょっとイマジネーション使えば、凄く盛り上がるように仕上げられるだろうに・・・。
もし、X.Y.Z.→Aであの曲やれば、ガッツリ格好よくしてあげるのにな(多分)
これだからバンドはやめれんのよなぁ~♪
このファンキーの曲が
ファンキーのツイッターで凄い展開になってる・・・。
ヴァーチャル歌手としてネット上で大ヒットしたりして~!!
新たな製作手法ってかぁ~?・・・著作権は誰が持つんや?