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桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿

2006-05-05 20:31:43 | サイエンス

ゴールデンウィークは東北地方で桜が満開。
桜は本当に春の情緒。
さて、「桜切る馬鹿、梅切らぬ馬鹿」なんてことわざがあります。

梅は盆栽にもするので、剪定をすることで芸術的な形をつくることができます。
一方の桜は?
実は、桜の場合、枝を切るとその切り口からタフリナ菌という菌が入ることでテングス病になることがあるそうです。テングス病になると、そこからホウキ状に枝がのびて、見た目が悪くなるばかりでなく、枯れやすくなりそこからさらに別の菌が侵入して桜そのものの寿命を縮めてしまうことがあるそうです。
でも、剪定しなければそれはそれで枝がからまったりするので、枝を切った切り口をチオファーネートソチル剤などで滅菌処理する方法があります。そういうことで、今はあまり気にしなくてもよさそうです。




ちなみに、昔アメリカでワシントンが桜の木の枝を折った話が有名ですが
あの話はワシントンの死後にメーソン・ロック・ウィームズという牧師が子供向けに書いた逸話の中で紹介されたもので、本当の話ではないみたいですね。

コメント (2)
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