気の向くままに

- 自分の生き方 -

迷い、彷徨い、どこへたどり着く
のか・・・

部子山(1,464m)

2010年11月13日 | 日記

平成22年11月13日(土)

前日、この前、高須山と文殊山へ登って体力がついた両親が「明日、山へ行かんのか?」

そんな一言から、「んー、どこの山へ?」

「部子山」っていいらしいよと。本をめくってみれば、案外、上の方まで車でいけてしまうとか、林道だとか・・・。

最近、登ることに楽しみを感じている自分としては、敬遠してしまうような山だけれど、行ったことがないんだし、またまた親を連れていける(連れていってあげられる)ことにも楽しみを持つ気持ちもなければ!と言い聞かせながら、リクエスト答えを。

 

またまた「福井県の山」にお世話になりながら、池田町を目指してレッツ・ラ・ゴー

今回は比較的間違わずに登山口へ。

しかし。ここは何だか、案内が出ている。もしや、車で全部上がっていける???

そう、そうみたい。牧場の里を目指せば目指すほど、頂上まで行ってしまえそう。

ここは、登山に来たのだからとせめて林道歩きでもいいからと3人でとぼとぼと。

表示案内板はP5から。

ものすごく上の方に反射板がある。(あとで分かったけど、これは牧場の里のレストランだった。)

そこを目指し、林道折り返し登り。しかし、1.5キロぐらい歩けばあるはずの次の案内表示板がなかなか出てこない。歩いて2時間近く。ようやくP4の表示板。

3人ともに無口になる。

おやおや対面の山には雪が。おやおやこちらの道横にも雪が。

そっか~降ったんだ。心が躍る、早く登ろっさと逸る気持ちを抑えながら、ようやく牧場の里へ。

 

あっ、見えた部子山の頂上。両親は、もう登れないと言っていたが、先にどんなところから見てくるし、と言い残し、あとから余裕があれば、追っかける形で登るわとの両親。

その先の案内表示板は、ちょっと行くとP3、P2、P1、P0とこれなら親も来れるぞ、おいでやと念じるようにして、雪道の頂上登山へ。

着いてみたら、着いてみたら。(両親の到着を待つ)

あきらめモードの母親でしたが、見える位置で手を振ると元気になったようで、頑張って頂上アタック。

 

そこで待っていてくれたのは、見たこともない何とも素敵な山波でした。

3ラインの見事な雪景色の白山、銀杏峰の上にクラウン姿の御岳山、富士山?(見えるはずがない)と思いかねる山(たぶん北アルプス)など、まさに360度の絶景でした。

でも、身近な山がまだ区別がつかず、分からない~。

 

お昼ごはんを頂上で済ませ、下山。

さすがに両親はへとへと。そこに、軽トラックで来た先輩夫婦が登っていった。

両親はこれに味を覚え、今度は軽トラで来ようとのこと。(登山の意味がないじゃない)

仕方がない、先に下りて、林道を車で上がってくるからと言い残し、一人急ぎ下山。

だいぶ歩いて、まもなく駐車場へ着くころに、後ろから「おーい」との掛け声。

なんと、軽トラの荷台に両親がいるではないか!!

「ちゃかり~」、さっきの先輩夫婦にあきれるぐらいの便乗。

今日は、林道づてであったけれど、ものすごく歩いた1日となりました。

 

帰りの車の中で

「次はどこの山に行く?」と尋ねられ、「知らん」とちょい怒りした後、家に帰ってから今日撮った写真をスライドショーでDVDにしてあげたのでした。