平成22年11月20日(土) 微妙な晴れ
前日、翌日は、この秋一番の快晴日であるにもかかわらず、土曜日も晴れという天気予報を信じて、超早起きをして、勝山方面へ行ったのだけれど、だんだんと冬へと変わる準備なのか林道閉鎖に見舞われてしまい、止む無く行き先を変更。
遅い夏休みの日に、一度、冠岳にトライし清水小場から登る急登コースでめげてしまった経験があり、天気も今一つの状態だったから、リベンジがてら浄法寺山へ向かう。
あれ~、誰もいないー。(し~ん)
流石に、一人はまずいかなー?と買ってきたばかりの熊さん鈴を身に付け&呼び笛を吹きまくって入山。途中キリンに遭遇して、脱皮なのかな?それとも森林組合関係のおじさんが手入れしたのかな?などと考えながら、急登コースに入る。
あれ~、ひーひ言って登った記憶あるのに、なんか大丈夫。すっ、すっと登れる自分がいて気持ちよい。
あっという間に展望台まで行くことができました。
同じ写真位置なのに、写りが違う・・・ 腕が悪いなー。
ここからは、初めての場所へ
浄法寺山へ向かう途中では、生き物に遭遇。
鈴と笛で大丈夫と思っていたら、思っていたら、思っていたのに!!
初めてでっかい生き物に遭遇してしまった。
熊さんではなくて、イノシシボーイ!!どきっ、いや違う。黒いぞ。でもそれなりにでかいぞ!
こっちを見ている。(完璧目が合う緊張)
でもよく見ると、他の方のブログ写真で見た生き物だ、そうカモシカ君じゃないか!!
よかった~。マジカならぬカモシカ君。写真はお預けでしたが、びっくりしました。(どう見ても一番最初の入山者だもんね)
浄法寺山、丈競山へと続けて頂上へ。
その頃には、ようやく次々とたくさんの方が登頂してきた。
76歳になるおじいさんや、リュック一つに走って登ってきたという女性や、男性諸氏。折り返しの浄法寺山では、白山、別山、三の峰がうっすらと見ることもできました。(SDの容量がなくなり撮影できず)
帰りの道中では、昭和1ケタ生まれのおじいさんが、達者でござる!で登って来られました。(すごい!!)
健康で長生きなさってくださいね。(自分の願いも込めて)
急登コースを降りていたら、滑って尻もちもつく。
年齢経験のあるお姉さんが、一人で登ってこられたので道を譲り合う時に、「お兄さん、登山靴買った方がよろしいですよ。」親切にアドバイスをくださった。
そうなんですよ、まず登山靴を買わなきゃ。ウォーキングシューズではダメなんだと痛感したのでした。
秋山は、たぶんこれが最後になる。来シーズンに向けて、登山靴をじっくり選ぼう。
どんなのがいいのかなー?(まずは、どこに行こうか)
日曜日の夜のお楽しみ
大河ドラマというものは、お年寄りが見るもの!と、まったく興味を示さなかったのに、なぜか2年前「天地人」で、その面白み、歴史の深さ、熱くなる生きざま、時代が織りなすどうにもならない事情・・・すかっりどっぷりハマってしまってから、3作目(吉宗をちょっとかじったから、自分にとっては3作目)になる「龍馬伝」も残りあとわずかな感じ。
ほんのこの前の11月15日は、龍馬さんの命日、NHKでは17日の日に特集で中岡慎太郎さんの命日にも合わせて龍馬さんと駆け走った生き様、時代を見せてくれた。
ホントに慶応3年という140年ほど前の時代が、こんなに激動で、そういうことで徳川幕府が終わったことに驚かされる。
「龍馬伝」の放映とともに読みだした「竜馬がゆく」文庫8巻も、最近読み終わり(電車の中でこつこつと半年かけてゆっくり堪能~)静かに慶応3年が忘れることのできないシーンとともに幕を閉じた。
たくさんの登場人物と司馬遼太郎先生の魔法の筆文に圧巻されるとともに、福井という街がこんなにも!!という想いであふれかえりました。
ちっぽけな自分を思い知らされるとともに、
何のために生きているのか?
何のために生きていくのか!
何をしたいのか?
何をするのか!
何をなすのか!
いろんな思いに、どっぷり浸って、終わりを告げようとする「龍馬伝」の最後をじっくり見守りたいと思っています。
福山さんが好きな人も多いし、自分をちょっと無理やりかぶせて、その気にならさせてもらうぜよ。
数年前に、何も知らずに行った京都の「霊山歴史館」へもう一度足を運んで、龍馬さんに自分の問いを語りかけたいものです。
なんちゃー、心配いらんぜよ!
毎年、秋ぐちに健康診断を受けます。
最近では、人間ドックを受けられる資格も自動的に合格(年齢がそうさせた)し、選択も可能なのだけれど、そんな悪いところなんて、まだないだろーって、高をくくり、一般の健康診断を受けました。
それでも、採血やバリウム(びみょ~なイチゴ味)はあるわけで、他にも年齢に応じた検査があります。
まだ、後ろの検査はないから、若いのだぁー。
その結果が、ついに、ついに返ってきました。
総合判定は?
じゃかじゃかじゃかじゃかじゃーん
再検査!(>_<)
生活要改善!(+_+)
あー、まじで?というミニショックでした。
悪玉コレステロール値が高いというお血の状態がよろしくありません。
嫁はんは、そら見たことかと言わないばかりに、夕食後のおやつタイムを指摘します。自分のことは棚に上げて。
えてして美味しいものや楽しみにしているものは体には毒!
あー、これで食生活は改善をせまられそうです。
人生、健康が一番。何より大切!!一番メンタル面に響くことだし。
13年間吸ってきたタバコも、今では止めてだいきっらいになれるぐらいになってる。あんなに吸ってたのが不思議で、お金も使って、体を悪くしていたなんて、もったいない気持ちになるのも不思議な感じです。
悪玉と尿酸値。んー、相手は手強い感じ。来年の検査まで粗食でがんばらなければ。同じ悩みの方、がんばりましょう!!
平成22年11月13日(土)
前日、この前、高須山と文殊山へ登って体力がついた両親が「明日、山へ行かんのか?」
そんな一言から、「んー、どこの山へ?」
「部子山」っていいらしいよと。本をめくってみれば、案外、上の方まで車でいけてしまうとか、林道だとか・・・。
最近、登ることに楽しみを感じている自分としては、敬遠してしまうような山だけれど、行ったことがないんだし、またまた親を連れていける(連れていってあげられる)ことにも楽しみを持つ気持ちもなければ!と言い聞かせながら、リクエスト答えを。
またまた「福井県の山」にお世話になりながら、池田町を目指してレッツ・ラ・ゴー
今回は比較的間違わずに登山口へ。
しかし。ここは何だか、案内が出ている。もしや、車で全部上がっていける???
そう、そうみたい。牧場の里を目指せば目指すほど、頂上まで行ってしまえそう。
ここは、登山に来たのだからとせめて林道歩きでもいいからと3人でとぼとぼと。
表示案内板はP5から。
ものすごく上の方に反射板がある。(あとで分かったけど、これは牧場の里のレストランだった。)
そこを目指し、林道折り返し登り。しかし、1.5キロぐらい歩けばあるはずの次の案内表示板がなかなか出てこない。歩いて2時間近く。ようやくP4の表示板。
3人ともに無口になる。
おやおや対面の山には雪が。おやおやこちらの道横にも雪が。
そっか~降ったんだ。心が躍る、早く登ろっさと逸る気持ちを抑えながら、ようやく牧場の里へ。
あっ、見えた部子山の頂上。両親は、もう登れないと言っていたが、先にどんなところから見てくるし、と言い残し、あとから余裕があれば、追っかける形で登るわとの両親。
その先の案内表示板は、ちょっと行くとP3、P2、P1、P0とこれなら親も来れるぞ、おいでやと念じるようにして、雪道の頂上登山へ。
着いてみたら、着いてみたら。(両親の到着を待つ)
あきらめモードの母親でしたが、見える位置で手を振ると元気になったようで、頑張って頂上アタック。
そこで待っていてくれたのは、見たこともない何とも素敵な山波でした。
3ラインの見事な雪景色の白山、銀杏峰の上にクラウン姿の御岳山、富士山?(見えるはずがない)と思いかねる山(たぶん北アルプス)など、まさに360度の絶景でした。
でも、身近な山がまだ区別がつかず、分からない~。
お昼ごはんを頂上で済ませ、下山。
さすがに両親はへとへと。そこに、軽トラックで来た先輩夫婦が登っていった。
両親はこれに味を覚え、今度は軽トラで来ようとのこと。(登山の意味がないじゃない)
仕方がない、先に下りて、林道を車で上がってくるからと言い残し、一人急ぎ下山。
だいぶ歩いて、まもなく駐車場へ着くころに、後ろから「おーい」との掛け声。
なんと、軽トラの荷台に両親がいるではないか!!
「ちゃかり~」、さっきの先輩夫婦にあきれるぐらいの便乗。
今日は、林道づてであったけれど、ものすごく歩いた1日となりました。
帰りの車の中で
「次はどこの山に行く?」と尋ねられ、「知らん」とちょい怒りした後、家に帰ってから今日撮った写真をスライドショーでDVDにしてあげたのでした。