腕から滴る紅を
奇麗に出し尽くすの
蒼褪めたその唇に
そっとキスを贈ったら
振り返らずに
立ち去らなきゃね
もう二度と
逢うことも無いでしょう
傷跡に爪を立てて
帰らないと決めたはずなのに
一周廻ってまた
戻って来てしまったの
昔の良い娘は
もう居ないのよ
手が震えるのは
冷たく光る刃が
恋しくて堪らないから
寒くて歩けなくなった
両足に絡む蔦
夢にまで襲い来る
魅せられた鮮血は今も
私を捜している
追われる恐怖より
求める狂気が畏ろしい
心の何処かで
出口が無いこと祈ってる
白黒の部屋の片隅
永遠を失った私は
鏡の中で
鏡の仲で
奇麗に出し尽くすの
蒼褪めたその唇に
そっとキスを贈ったら
振り返らずに
立ち去らなきゃね
もう二度と
逢うことも無いでしょう
傷跡に爪を立てて
帰らないと決めたはずなのに
一周廻ってまた
戻って来てしまったの
昔の良い娘は
もう居ないのよ
手が震えるのは
冷たく光る刃が
恋しくて堪らないから
寒くて歩けなくなった
両足に絡む蔦
夢にまで襲い来る
魅せられた鮮血は今も
私を捜している
追われる恐怖より
求める狂気が畏ろしい
心の何処かで
出口が無いこと祈ってる
白黒の部屋の片隅
永遠を失った私は
鏡の中で
鏡の仲で