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先日のテレビ番組でお薦めされていた「りんごかもしれない」という絵本を買った。
男の子が学校から帰ってきたらテーブルにりんごが置いてあった。
…でも、それはりんごではないかもしれない…
そんな「かもしれない」が男の子の頭のなかで膨らんでゆく絵本なんだけど、
大人が読んでも面白い。
というか、大人向きかも。
息子にはまだ早いけれど、読んでどんどん頭のなかで『空想ビッグバン』を起こして欲しい。
「りんご」は、りんごかもしれないし、
りんごじゃないかもしれない。
それは宇宙からやってきた
宇宙人かもしれない。
のんきな我々を油断させる為に、
赤くて丸くて甘くて美味しいそんな姿になっているのかもしれない。
夜中にはきっと手が出て足が出て、
地球を調べてまわるのかもしれない…
「そうだ!!」息子は今お昼寝中であって、
お昼寝中じゃないのだ、きっと。
夢の世界でヨナキザウルスとジットシテイラレナトプスと戦って、戦って、くったくたなのだ。きっと。
・・・だから夜寝てくれなくてもしょうがない。
許してあげよう。