ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

南三陸ワイナリー

2022年09月24日 | 東北ワイナリー
4軒目は宮城県南三陸町にある「南三陸ワイナリー」

Shop&Kitchen


代表の佐々木さんがご案内して下さいました。

展望テラスで南三陸町とワイナリーについてご説明


2017年入谷地区に植樹 シャルドネ中心に約500本栽培
2020年から歌津地区に植樹 1.9haに7品種、約3,000本栽培

南三陸町はアルファベット「C」の形をしていますが、ワイナリーのロゴはこの南三陸町の形を表しています。


東日本大震災後に建てられたプレハブの水産加工工場を改修し、2020年秋オープン


展望テラスは、地元の資源を再利用して建てたそうです。


海中熟成ワイン用のネット


養殖用ネットにワインを貼り付け、吊すポイントまで漁船で運び、漁師さんにより海中に沈められます。シャルドネで6~7ヶ月間熟成。
海中の方が空気中と比べて音の伝わる速度が速く、波や漁船、生き物などの様々な音が広範囲から微振動として届き、ワインの熟成が早まるそうです。
夏には海中熟成ワインの漁場での引き上げ作業や養殖用ネットからの取り外し作業を見学できるイベントが開催されたそうです。

醸造棟内も見学させていただきましたが、ワインの製造工程を実にわかりやすく説明して下さいました。





年産2.5万本 ぶどうの大半は山形産、一部南三陸町産、スチューベンのみ青森産

見学の後は地元の食材を使ったワンプレートランチとワイン(3アイテム)のマリアージュを楽しみました。





①CHARDONNAY 2021
 シャルドネ主体、ソーヴィニヨン・ブラン


②STEUBEN 2021 ロゼ スチューベン100%


③MINAMISANRIKU CHARDONNAY 2021
 南三陸町入谷地区の自社畑のシャルドネ


キリコのラベルが素敵! どのワインも透明感があります。
①は桃のカプレーゼやイチジクに、②スチューベンはお肉、③シャルドネは魚のエスカベッシュによく合ったと思いました。

美味しいお料理とワイン 現地で味わえて本当に幸せです。

ご馳走さまでした! 有り難うございました!

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