ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

Barbeito バーベイト

2024年10月22日 | ポルトガルワイナリー2024
マデイラ島2日目の訪問ワイナリーは「Barbeito バーベイト」

フンシャル中心部から車で約30分

標高620mの高い崖の上にあります。クネクネした道を、絶景を眺めながら上がってきました。



社長兼醸造責任者のリカルド・フレイタスさんがご案内。マデイラワイン造りについて詳しく丁寧に説明してくださいました。トップ自らの登場でテンションが上がります。



ロボットラガール(伝統的なアシ史を機械で再現)




四角の箱の中にはラガール後のものが入っていました。










エストゥファ(人工的な加熱装置)


ブドウは主に契約農家から購入していますが、自らも作っていています。


カンテイロ(太陽熱を利用した天然の加熱熟成法)


クーバ


エストゥファで加熱されたワインはゆっくり冷却された後、クーパと呼ばれる大きな木樽(この木樽はブラジル製)で瓶詰めまで熟成されます。

瓶詰め工程


研究室 バーベイトの自慢はブレンド技術






8種類のマデイラをテイスティング




①Marvasia 2023 cask sample
 50%除梗、50%未除梗のブレンド。カンテイロで熟成中のもの
②Marvasia 2021 cask sample
 これも熟成中のもの。濁っている。
③Rainwater Reserve 5 years old
 イギリス人が名付けた。アルコール度数18% ティンタ・ネグラ80%、ヴェルデーリョ20%
④Sercial 10 years old
⑤Single Harvest 2011
 コリェイタ、ティンタ・ネグラ100%、このエリアで作られたブドウ、手摘みで2回収穫したものをブレンド
⑥Verdelho 1994
 フルスケイラ 500mℓ
⑦Boal 20 years old
⑧Marvasia 40 years old
 600本しか作っていない。

若々しいサンプルのものから、オールド・ヴィンテージまでいただき、これも大変貴重なテイスティングでした。
マルヴァジアは40年も経っているのにスーっとして、クリーンな感じ。凝縮感があって、とても味わい深いものでした。

ありがとうございました!

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