ある日のmacchan

ワイン&グルメ、旅の記録

ニッカウヰスキー余市蒸留所

2011年07月08日 | ニセコ・小樽
余市で「ニッカウヰスキー余市蒸留所」を見学しました。

「余市ワイン」に行きたかったのですが、7月31日まで試飲施設が一時休館のため、こちらにしました。



工場見学は17時まで。最終16時のガイドツアーに間に合ったので参加させていただきました。

ニッカウヰスキー余市蒸留所は1934年、創業者である竹鶴政孝氏によりニッカウヰスキー大市の蒸留所として建設され、モルト原酒の熟成を待つ間にリンゴジュースの製造も手掛けていたので、最初の社名は「大日本果汁株式会社」。1940年、念願の第1号ウイスキーを出荷した時、「大日本果汁」の「日」と「果」から「ニッカウヰスキー」と命名されたそうです。

モルトウイスキーは、まず原料である大麦を発芽させ大麦麦芽=モルトを作り、それをピートで燃やし乾燥させます。

ピート


モルトウイスキー独特のスモーキーな香りはこのピートから来ます。

蒸留棟のポットスチル


乾燥された麦芽を糖化、発酵した後、蒸留され、さらにオーク樽で熟成されます。

樽貯蔵庫


リタ・ハウス(旧竹鶴邸)


創業者の竹鶴政孝氏とリタ夫人の住居を移築、復元し公開されています。洋館でありながら、窓に障子を使うなど日本の文化も取り入れています。リタ夫人は竹鶴政孝氏がウイスキーの本場スコットランドに渡った時出会った生涯の伴侶で、日本に来られてからはスコットランドに帰ることはなかったそうですが、日本食を好まれ、日本の習慣や文化にも大変馴染んだ方だそうです。お2人のことは「ニッカ館」で詳しく案内されています。

白樺並木と赤い屋根が綺麗です。白樺はウイスキーの成分でところどころ黒くなっています。


最後に「ニッカ会館」でテイスティング

ここからは相棒にドライバーを務めてもらい、テイスティングは私がさせていただきました。

左から17年もの、10年もの、アップルワイン


アップルワインは女性に人気とのことですが、このワインよりウイスキーの方がいい♪ 明らかに17年ものの方が香り、味わいとも深みがあります。

色々なタイプのウイスキーが販売されていますが、この工場でしか手に入らない樽から出したままの原酒も販売されています。

私達は普段ウイスキーを飲まないので見学だけにしましたが、なかなか面白い所でした。

相棒の運転で朝里川温泉に向かいました。



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