１．カナダは猛暑です。（CBC)
気候変動の影響であると専門家が言い切る異常気象の中、特に西カナダでは連日40度超えの気温が続きます。
もともと寒さ対策のために設計された家では、風の通りが悪く日中の熱い空気がそのまま家の中に籠もります。
普段これほどの暑さを経験することがなかったため、エアコン普及率も低いカナダ。
まぁ、普段はエアコンがあっても年に数日しか使うこともない状況でしたからね。
それが今はみんな悲鳴を上げています。
日本の愛媛の猛暑に慣れているはずの私も、5年間涼しいカナダで「夏らしくない！」などとほざいていたくせに、これは「暑い」いや「熱い」です。
体温調節機能が変わったのかもと。
内陸部では体感温度50度に迫るところも数多く、体調を崩す人が多いと心配されています。
特に今日は気温がかなり上がる地域が多いため、ビジネス、学校を含み多くの場所が閉まっています。
ワクチン接種会場でも、スタッフの危険を考え、予約済みの人には再予約を促すなどの措置が取られています。
寒いのは得意なカナダの人たちが「暑い。。。」と、タンクトップとショーツで汗をかいているのが、何となく奇妙に見えます。
気候変動、とうとうここまで来ましたね。
「カナダは寒い国」というステレオタイプがなくなる日も近いかも。
異常自然に騙されたのは人間だけではないようです。
高い気温のせいか、薔薇の花が一気に開きました。
まるで爆発するように一晩で。
本来、徐々に上がる気温の中、ひとつひとつ開いていく薔薇が「え！まじで？」と大急ぎ、かな？
２．９月新学期にやって来る留学生、ヤキモキ。（CBC)
学生ビザも含め、様々な制限と、タイミングで夜も眠れないという新入生がたくさん。
“Freaking out step by step.”
実際にカナダの地を踏むまで、やらなければいけないことが山積すぎ。
楽しみにしていたカナダ大学での勉強を始める前にはこんなバリアーがいっぱいです。
パンデミック以来のビザ発行が遅れに遅れ
ワクチン接種が思うように進まない
入国後の隔離
少ない本数のカナダに向かうフライト予約
学生ビザ発行は、現在のところ5月15日までの申請ならば8月6日までには審査完了だそうですが、申請の内容によってはもっと時間を要するとか。
ワクチン接種についても、一回目の接種を終えたものの、2回目の予定が立たないと困る留学生も。
例えば、University of Torontoなどは寮に入る留学生は必ずワクチン完全接種であることを義務付けていますので、学生も必死です。
もちろん、接種が完了していない留学生は、従来通りの政府が強制するホテル隔離3日間＋14日間の隔離が必須です。
相当の出費になりますので、ただでさえ高い学費と生活費のカナダにやって来る留学生はハラハラしています。
9月からは開校の予定の大学も、入学が間に合わない留学生のためにオンライン授業も平行して行うようですので、まだまだパンデミック後遺症が続きそうなカナダ留学です。
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やる気満々、動機づけも問題なく、日本の高校でも頑張った優秀な高校生の大学留学準備を手伝う毎日です。
パンデミック後の大学留学。
人類の未来に大きく役に立つ頭脳が育ちますように。
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