地球温暖化が怖いほどの加速度で世界を襲っています。
人間のわがままで壊れかかった地球は、残念ながらもう元には戻りません。
ここからは、いかに地球が破壊されていくスピードを抑えて行くかの選択肢しかありません、悲しいことですが。
大きな国土に手つかずの自然がそのまま存在するカナダ、太平洋から大西洋にと巨大にまたがるカナダ。
気候変動の影響も手に取るように、まるでホラー映画を見るように迫っています。
これからカナダ留学を考えているみなさんへの警告です。
1.気候変動により災害に見舞われ今後ますますその頻度も規模も累乗に大きくなっていく地域がカナダには多数あります。 その地域は必ず避けること。
その地域住民が今後カナダ政府の方針により、Relocate(新しい場所に移転)させられることが起こって来るようです。
せっかく留学しても、災害の影響で教育もままならず、おまけにその学校そのものが存在しなくなるという現実が迫っています。
カナダのEnvironmental Minister(環境大臣)の言葉です。
Environment Minister Steven Guilbeault says people in communities prone to natural disasters driven by a warming climate might have to consider moving.
「気候変動による自然災害をうけやすい地域の人々はその地を離れることを考慮すべき。」
It may be the case that we will have to tell people, 'Your area is an area that's very exposed to these catastrophes and it would be better for you to move.'
「恐らく災害地域の人々にはこう言わざるを得ないだろう。『あなたの住んでいる地域は大災害を受ける可能性が非常に高いため、他の地に引っ越すことが考え得る方法でしょう。」
"We have a bunch of people where there's nothing left here for them, their home has been destroyed, their property has been destroyed ... They don't want to live here anymore."
「大災害によりすべてを失った人たちがたくさんいます。家は破壊され、土地ももう住めないほど破壊され。そんな人達はもうここには住めないと言っています。」
すでにカナダ連邦政府の環境部門では、災害支援として3千300億ものお金を使いました。
今後更に激しくなっていく気候変動災害からカナダ人を守るためには膨大な資金が必要ですが、そこが問題。
税金の大きな部分を災害支援に使うことになり、本来政府が提供すべき国民へのサービスが侵食されることになります。
そのため、経済も停滞し仕事も減るという悪循環に陥ってしまいます。
カナダは今後次第に、災害頻発地域の住民から土地家屋を収用し、移動させるという方向に進んで行くことになる予想です。
今の気候変更のスピードから考えると、その日は結構近いのではないかと思います。
いよいよ地球人類の避難が始まるような、嫌な気持ちになりました。
強制移動させられた人たちは、留学生の事などかまう余裕は全くないですね。
2.留学の希望先を決める際には災害頻発地域でないかどうかをよく確かめること
東海岸地域は毎回激しさを増すハリケーンに襲われ、最近のFionaの被害は甚大です。Maritimeと呼ばれるこの地域全体が壊滅的打撃を受けました。
プリンスエドワードアイランドは特にひどく、災害発生から10日経った時にも未だ38,000人の住民には電気は完全復旧していません。
ノバスコシアでも、災害最大時には415,000の住民が電気なし。
ノバスコシアはパンデミック時に高校留学生を「もう面倒みれないから」とポイッと放り出したことを知っていますか?
この州全体が行ってきた傲慢な高校留学プログラムの悪意が表面に出たよい事例でした。
そのノバスコシアもMaritime地域にあり、今後気候変動の影響による大規模な自然災害が続発する域内にあります。
なぜか最近「プリンスエドワードアイランドを勧められました。」という高校留学生親子の声が入って来ます。
なんで?ここ?と、開いた口が塞がらない気になりますが、今回のハリケーンの被害は相当大きい場所。
住民は水も電気もなしの状態が相当日数続き、未だ完全復旧は出来ていません。
エージェントに「プリンスエドワード島の高校はお勧めですよ。」とまんまと詐欺にあった高校生は一体どうなったかと危惧しています。
東海岸じゃないからよかった〜!と安心しないように。
BC州の内陸部の山火事は年ごとに激しさと規模を増しており、今後更に加速度がつき炎と煙のBC州内陸部になりそうです。
Interior BCと呼ばれるカムループス、ケロウナ、バーノンなど、日本のエージェントがせっせと勧めている学区ですが、山火事の中心部に当たります。
BC州の洪水勃発地域にも要注意。 この夏、アボッツフォードが壊滅的な打撃を受けたことは大きなニュースになりました。
今後このような洪水は規模を増し、BC州とカナダの他の地域を結ぶ幹線道路が数ヶ月にも渡り閉鎖された昨年秋の悪夢は今後普通のことになりそうです。
まだまだ多くの地域が危険区域ですので、よ〜く下調べをすることです。
エージェントの言葉は信用しないように。
カナダのメディアMacLean’s Magazine記事からの引用です。
Wildfires in British Columbia are hotter, bigger, and deadlier than ever. And they're getting worse.
“You think things are crazy now,” one fire expert said, “but it’s only going to get crazier”
さぁ、高校留学がいかに時代から遅れているかがおわかりですか?
自然大災害に身構えるカナダ、インフレによる経済困窮者急増、ローン返済不能の差し押さえ、光熱費が払えない人が膨大な数。
日本も気候変動の影響を受け、小さな島国が崩れています。
こんな時に、成果もない、マイナスが大きすぎる高校留学をまだ「わぁ〜い」と考えますか?
大学留学希望のみなさん。
地球を守り、人類がいかに地球と共存していけるかを学びたいですか?
あなたの生まれ持った能力を生かして仲間に入って下さい。
そんな目的を持ったあなた。
大学入学まで寄り添いますよ、連絡下さい。
カナダには大学からいらっしゃい!
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