さて、大阪行きは無かったわけだが
USJに送った友人を迎えに行くはずだった先日
仕事が終わり、さて帰って支度するか・・ってところにLINEで
「調子悪くなったんで先に電車で帰ってきてる途中です」と
なぜ決まった瞬間に言わないんでしょうか・・・
私の覚悟は・・・? まぁいいか楽になったと思うしかない。
私はストレートにものをいうほうなのだが、ここはぐっと堪えて お大事に とだけ
振り回されるのは今に始まったことではないし 慣れてきた
そして、いきなり暇になるとは思わなかったので時間が余った
でもちょっと先日の疲れも出てきているので寝たい 今の時間から寝てしまうと明日がヤバイ・・・
そうだ!映画を見よう!と いつもの事ですが
「鑑定士と顔のない依頼人」
一流の名の知れた鑑定士の主人公 壮年の紳士的な 潔癖症
オークションで相棒と悪だくみして隠し名画コレクションをシークレットルームに秘蔵鑑賞している主人公
いい人なのか悪い人なのかよくわかりませんね、そして妻は居ない。潔癖症のせいか女性と関りを持ったことが無いという
いわば童貞紳士なのだ。
そこに電話口での鑑定の依頼が舞い込む。 顔を合わせないと契約書が作れないと言うのだが
なりゆきで鑑定を始めることに・・・
何度も会う日取りを決めるが、なかなか会えない依頼人 そしていろいろあり、若い依頼人との恋
たぶん初めての恋、そこまでは綺麗なんすけどね
現代日本で言うなれば男性の憧れにも似たような 素敵なシチュエーションでもあるのかもしれない
話は確信に迫ってくる程、怪しさを増すのですが、上辺だけを見れば 儚くもドラマのワンシーンのような
童貞紳士が若い友人に彼女の誘い方、エスコートの仕方、プレゼントの選定等 いろいろ聞いている場面では
ほんの少し和んでしまったりもします。
まぁ不自然な場面はいくらでも出てくるのですけどね 伏線ってやつ
ラストのどんでん返しは意外と読めます。 やっぱり って思っちゃうやつだけど
エンドロールが流れる前の一幕はちょっと切ないような 寂しいような でもハッピーエンドだったらいいなみたいな
そんな微かな希望にも似た 世の男性ならもしかしたら共感できるような そんな終わり方
素敵に寂しい ちょっと憧れる 色んな要素が詰まってる映画です。
鑑定をする屋敷の向かいのバーに居る 記憶力の凄い女性は 最初何なのかわかりませんでしたけど
しっかりキーパーソンしてましたね。
意外と評価の高かったこの映画でしたが、普通に見れる作品。面白いとは手放しでは言えない
2度見直してみると 面白さとして明らかな伏線が沢山楽しめるかもしれない
昨日は時間と余裕があったので見直さなくても2時間分しっかり記憶に残っていたので僕は満足でした。
恋とは切ない物ですよね いくつ歳を重ねて行っても 恋をする。