みるんの独り言

日々感じる事

ヒメアノール

2018-01-19 08:04:21 | 日記


  最近立て続けに映画を見ている

  先日見たのは「ハンガーゲーム」「この世界の片隅に」「ヒメアノ~ル」の3本

  余裕があるときはずっと映画にハマれるのでいい時間になる


  見た映画全て世間の評価も高いっぽいのでそこそこ楽しめたのだけれど

  ヒメアノール この作品だけは狂気に満ちている。たぶん二度と見ないだろう


  原作は漫画。書いている漫画家は知っているが未読で良くある映画の予告だけでイメージが出来ていた。

  レンタルする前に一応映画評価サイトを覗いて、駄作ではないようなのでレンタルしてみる。



  前半は甘い恋の話とちょっと変な先輩居るよって感じ 

  ムロツヨシがいい味出しているが、私も似たようなキャラしてるかもしれないなんて思いつつ

  そんな自分とムロツヨシの役とを重ね合わせて本気でキモイって思ったりして見ていた


  この映画の始まりは前半と呼ばれる部分が終わってから始まる。

  主題がそこで表示される そこから全体の雰囲気が一気に暗くなるのだ

  言うなれば前半はエピソード0であって前置き

  

  後半は簡単に言えば狂気 恐喝 グロ 殺人 心の闇 を淡々とこなしていく森田剛

  役者としては素晴らしくリアルに 一流の殺し屋とは違って妙にたどたどしい殺し方

  ラスト付近のセリフ 「どうせ死刑だから変わらない」 確かにもう何人も殺しているから

  学生時代の虐めが発端なのだけど 人間の中に潜む狂気というか心の闇というか

  それを如実に表現したかった作品だったのだろうか?

  もしかしたら隣人がそうである可能性もあるとか

  夜道を歩いてすれ違った人がそうである可能性だとか

  すぐ傍にその狂気は潜んでいるんだよ ってメッセージ性だったのだろうか?

  ラストで昔の良かった時の記憶を思い出して


  本当は皆悪い人じゃないんだよって言いたいのか?




  でもこんなたくさん人を殺した殺人事件なんて戦後にいくつもないよ?

  それは漫画や映画の中でインパクトをより高く印象付けしたかったのかもしれないけれど


  それにしても 殺し方がひどすぎる。

  いくら狂気に満ちた人間でもここまでしないんじゃなかろうか・・・


  記憶には多少残るけれど スッとしない後味の悪いような終わり方のように思えた。



  評価サイトの高評価ってほとんど演者に対しての評価だったような気がする。

  たぶんもう見ない。 リアルなグロは私の心にはキツイ




  ハンガーゲームは前半ワクワクして観て 後半イマイチ 2作目3作目の評価がイマイチだったので

  次を借りるか悩むところ


  一番記憶に残っているのは 「この世界の片隅に」

  のんの声がのんびりとした調子が良かった。 

  例え戦時中だとしても、食料の配給が少なく色々苦しくても 主人公すずの性格というか調子で一気に和む

  いくら大事な人が亡くなったとしても、広島に原爆が落ちたとしても

  自分はまだ生きていて 家族はまだ生きているのだから そこに生がある限り 生きる みたいな

  儚い強さが垣間見える 実話にも似た 残していきたいアニメなのかもしれない。



  大した評ができる文才でもないのだからと思いつつ 思ったことを書くのは楽しい

  また映画を見る時間はたくさん作りたい。 この時期はバイクに乗るのが難しいから

  

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