みるんの独り言

日々感じる事

ヴィンセントが教えてくれたこと

2018-02-15 07:59:25 | 日記

  なかなか休みが取れない日が続いている

  なんて事がたまにあるが、昨日は珍しく休みが取れた


  以前から行きたかった伊豆半島にある「iZOO」に行くことになっていたので

  無事休めて良かったと安堵しながら友達にLINEを入れた。


  そもそも伊豆なんていう地域は隣の県なのになぜあんなに遠く感じるのだろうと偶に思う

  朝から友達を迎えに行き、高速に乗る。


  朝7時とかなので高速上SAで朝食を買いつつ一路静岡へ

  新東名高速道路を東へ走るといつも感嘆とさせてくれるのは走りながら見える富士山

  「なんということでしょう~」やはり富士山はいつ見ても壮大で目的地はそこではないのだけれど

  周辺を走っているとどうしても目に入ってしまう

  冬の透き通った空気の早朝にキレイな富士を見られるだなんて なんて贅沢な事なんだろう

  富士の周りに住んでみたいとも思わせる何かがあそこにはあるんだろうね


  なんて言ってる間に「iZOO」に

  写真はたくさん撮ったし、爬虫類に触るなんてすごく貴重な体験をした。

  「フトアゴヒゲトカゲは小さくて触ってておとなしくてかわいい」 
  「なんとかスネイク・・・は活発だけどあまり噛まなくて冷たくて気持ちいい」

  イグアナは想像以上に大きくて 人間に慣れるものなのだろうかちょっと不安になった。

  死ぬまでに一度は飼ってみたい。

  にしても亜熱帯に暮らす爬虫類が多い館内はとても暑いので冬でも一枚上着を脱いで入るのがいいと思う

  亀が冬眠に入っているらしいので「亀レース」は3月下旬から と告知してあった。 ちょっと残念だった

  さらっと見たはずだけれど写真を撮りながら1時間はすぐに過ぎてしまった。


  その後「猫の博物館」へも行ったのだけれど ウチにも愛猫が居るので書かないでおこう とても可愛かったとだけ笑

  遠くへ来たので早々と帰路に就くのだけれど

  一緒に行った友達が猫にあまり触れなくて不満が残った為、ウチの「ないと」にご足労を頂き 普段の主人が構えない分

  十分に可愛がってもらっていた。 やっぱり懐く猫がいいね


  
  その時に見た映画「ヴィンセントが教えてくれたこと」

  まぁ友達はごはんを出してあげたら寝てしまったのだが、あまり寝て居なかったらしいので静かに鑑賞


  あらすじ
  アルコールとギャンブルが大好きで、ちょっとクセのあるヴィンセント(ビル・マーレイ)は、
  隣家に引っ越してきたシングルマザーの12歳の息子、オリバー(ジェイデン・リーベラー)の世話をすることになる。
  酒場や競馬場へと連れ回し、ろくでもないことを教え込むヴィンセントに反発するオリバーだったが、
  嫌われオヤジに隠された真の優しさや心の傷に気付いてから、徐々に二人は心を通わせていき……。

  一見ハートフルコメディなのだけれど

  実際見てもハートフルコメディだった。

  ヴィンセントが、絵にかいたようなクズ爺 なのだけれど、本当に居そうな定年後の爺さんって雰囲気がとっても好きでした。

  偶然シッターを始めることになったヴィンセントがオリバーを連れて競馬で一攫千金

  そのお金で遊んで 残りはオリバーに作った口座に貯金する・・・はずだったのだけれど

  いろいろな借金を抱えてギャンブルで使い果たしてしまった なんて 日本にも居そうですよね

  
  それでもヴィンセントの裏の顔、いやこっちが表の顔なのか アルツハイマー病にかかった妻を

  介護施設でしっかり面倒見てあげている。愛している妻に尽くす一面も持ち合わせているなんて 

  本当のクズにはできないよね

  でも少しずつ ヴィンセントと少年が心を通わせていく描写はなかなか面白く

  ちょっとしたアメリカンジョークや、ヴィンセントの愛人がした軽犯罪行為等はクスっと笑える

  子供ってそういう出来事をマネしてしまうんだよね

  それでも子供が生まれたヴィンセントはその行為を犯罪だと・・・ちょっとだけまともな顔で叱るんですよね

  でもまぁ、ヴィンセントさんですから笑

  日常に戻った時にはいつも通りのクズで安心します ある意味

  ヴィンセントがオリバーに教えてもらった事もちゃんとあります。

  人っていくつになっても気づく事、気づかされる事を感じるのはとっても大事なんだなって思わせられました


  
  なんだか笑ってしまう程ハートフルな映画だったので ほのぼのとして見れました。

  
  私だってもう36歳なのだけれど、いろんな人に触れて まだまだ自分は若輩者だと気づかされる事が多かったり

  テレビやネット、SNS等で同世代が全然違う生き方をしていたりするそれを見て

  私もまだまだだなって思ったりします。

  
  伊豆へ一緒に行った若干21歳の子だって、私が適わない事もたくさんあったり

  一生かかってもできないであろう経験をして居たりもするので

  「教えてくれた」というより 自然と教わったものって感じでしょうか

  たまにわが身を振り返って 明日を見つめて 今日を生きる

  もう少し気楽に人生を謳歌してみたいものだったりしますね


  伊豆の日 朝6時前起きて 伊豆へ運転して 帰ってきて ご飯を作って 映画を見て 猫を撫でて

  家まで送って日付を超えました。


  個人的にはトライアスロンでもやってるかのような濃密な時間でした。

  日付変わる前にチョコ貰って あっ「バレンタイン」だったななんて思いつつ (旅行のお土産ですが笑)

  私の36歳の記憶にまた一つ思い出が出来ていくのでした。

  
  昨日の家に着いた時点でのやり切った感はすごい笑

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