嬌臓。
きょうぞう。
硬い文字…(笑)
何だと思いますか?
これ、中医学(日本でいう漢方。中国人は自分たちの伝統医学をこう呼びます)の
「肺」
のことなんですよ。
なよなよと弱い(嬌)臓器という意味です。
肺は五臓で最もデリケートな器官とされていて
潤いを好み、乾燥を嫌うとされています。
薬膳では秋に対応する器官でもあります。
ということで
今日は、薬膳の本ではお馴染みの銀耳(白きくらげ)のデザートなるものをつくってみました。
白きくらげは薬膳学上、「補陰類」に分類されています。
陰を補うとは、体内の水分を補うという意味です。
乾燥して減少する水分を食べ物で補ってあげようという
合理的な考え方ですねー。
キクラゲ、というとお惣菜のイメージしかなくて、今まで作る気にならなかったのですが・・
潤いが増すのなら!という悲壮な気持ちですね・・・。
氷砂糖を溶かしたシロップに入れて
一時間蒸して出来上がり。
甘味が足りなかったようなので梨とクコの実を加えてみました✨
今夜家族で揃っていただいてみます!