春になるとこの本を思い出します。
山菜のことについてページが割かれていて、
朝鮮の人は山菜を処理するのが素晴らしく上手いのだ、とか。
この本を読んで、ナムルを作ったのを思い出します。
今回、ひさしぶりに本棚から引っ張り出してきました。
作ったのはセリのおひたし。
本文には「ミツバの透明なオヒタシ」ってあるんですけど
セリが食べたかったので、セリに決定!
味付けは主菜に合わせて、洋風で。
作り方は
①鹹めの塩水にニンニク、種抜きトウガラシを入れ沸騰させる。
②ミツバを切りそろえて深めの器にいれておく。
③沸騰したら回しかけ、すかさず酢をたらしこみ、ごま油をたらす。
刻みゴマ、コショウは好みで。
もしかして水キムチ的な作り方かな?
というかんじで書いてありまして、
面倒な分量、時間一切なし。
元祖「男の料理」。
ナムルを作るときにはだいぶお世話になっていたはずなのに、
読み落としもあり。
久々ひらいたナムルのページには
「もし根ミツバでもあれば、その根の方は、朝鮮のキキョウのナムルの真似事だってできるではないか。」と
ありまして。
キキョウって、根は薬なんですよね。
生薬名はキキョウ根で、咳を鎮めるのにつかい、お屠蘇にも入っているし。
薬食同源が実感できるくだりでしたね☺️