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なんだか虚しい

2022-02-14 08:23:00 | 日記
先日木曜日、YouTubeで『新サクラ大戦』のこれからを語ったが今のセガの状況を鑑みても明るい未来は見えない。

あのライブでのチャット欄にも『次回作は出ない』意見やセガの公式のサクラ大戦のタイトルが旧作のものに戻されていたのを見ると公式も失敗を認めたのだろう。

まあ、結局は『人材が集まらず新作を出しても思ったような売り上げにならずセガの技術力の限界を知った』みたいな感じか。

ストーリーからして破綻していたからな『新サクラ大戦』

あのお話にしたのはイシイジロウ氏は不本意だったらしく名越稔洋がセガを辞めた後にイシイ氏の本音とも取れるツイートがあった。

「これから漸く自分の思う作品が作れる」って明らかに名越に対しての当てつけであろう当初考えたストーリーをボツにされて泣く泣く話を変えたと言うし。

ストーリーは破綻、ゲーム自体中途半端なアクション、良かったのは時間制限なしに帝都の各所を回れるとか、LIPSと言うほかの作品ではお目にかからない時間制限付き選択肢があると言うのと田中公平の音楽だけと言うまあ、あまり評価はされない作品だった。

この前限定盤が900円で売られていたあたりに評価の低さと『新サクラ大戦』の限界を感じた。

この調子で行くとカラオケで『檄帝新章』が消される日も近い。

あまりに歌われない歌なのかJOYでは立ち上がりが遅い。

うーんこの程度なのか、『サクラ革命』も失敗の部類だし、結局セガはサクラ大戦のタイトルに傷をつけただけと言うことになる。

「なかったことにしてくれ」では済まない
無理なら新作は慎重に作るべきであり開発期間が最短とか言うのは中途半端な作品しか出来ない。

まあ、名越はサクラ革命にも絡んでいたしな
まあ、この作品は新サクラ大戦と同じくして開発された作品だったらしいし、共倒れでは結局は『不幸の星の元に生まれた作品』になる。

話は変わるが毎年恒例のプリキュアシリーズだが、新しいプリキュアである『デリシャスパーティプリキュア』が始まった。

今のところヒロインである和実ゆい(cv菱川花菜)ことキュアプレシャスとクッキングダムから遣わされたローズマリー(cv前野智昭)と妖精コメコメと、クッキングダムからレシピボンを盗んだ怪盗ブンドル団が敵でジェントルー(cv茅野愛衣)がウバウゾーを出している
しかし、ブンドル団の『ブンドル!ブンドル!』はダイナマイト四国の『シッコク!シッコク!』に被らなくもない。

茅野愛衣自体有名な声優なのとゴーグル越しの瞳は悪い人間とは思えない感じなので追加戦士っぽい。

もうネタバレしているんだが、まあ深くは言わない。

しかしクッキングダムから遣わされたローズマリー(ゆいはマリちゃんと呼ぶ)はオネエ口調で話す割には「戦いは甘い物ではないのよ!」と現実の厳しさをゆいに話して一旦は出ていくのだが、ゆいのウォッチに反応されて結局は共に戦うことになるのだが、去る決意あるならウォッチをゆいから返して貰ってからでないといけなかったのではないか?

うーんこのお間抜けさは笑える。


ゆいの根拠なき自信は彼女自体運動神経抜群の信じられない怪力の持ち主と言うチート機能を生身の体で持つ辺りからであるが。

まあ基本能力が高いゆいに変身機能がつけば良い使い方をすると悪を倒せるが、間違った使い方をすると何もかもを破壊する悪魔的な力すら齎してしまうと言う『マジンガーZ』に近いものがある。

ゆいには幼馴染の品田拓海(cv内田雄馬)と言う友達以上恋人未満な少年がいるが、のちにタキシード仮面(セーラームーンに出て来たあの)的なキャラを演じるのだがまだ先か。

まあ、他の仲間となる少女芙羽ここね(cv清水理沙)や華満らん(cv井口裕香)は一話から出ているがまだこの時点では顔は合わすが面識はない。

まあ、先の話で仲間になるのだろうが今年は展開がゆっくりめである。

昨年は新型コロナウイルスの影響を受けて、前々作の『ヒーリングっどプリキュア』の放送期間が延びてしまい、前作の『トロピカル〜ジュプリキュア』が2月末放映開始と遅れたために早い段階で仲間が揃ったのを見るととりま急ぐ展開にしていたのだろう。

しかしとりま急いでもきちんと纏まっていたのは良かった。

まあ、製作スタッフも優秀なのだろう、この優秀さがセガにはない。

無理矢理の話や矛盾を感じたら違和感あるのは当たり前である。

だからデパフリ(フルは長いから省略)のローズマリーも、ゆいのような少女を戦いに巻き込みたくないために一時は去る決意をした。

しかしブンドル団相手にローズマリーだけでは倒せないことは明らかであり、好むと好まなくてもゆいことキュアプレシャスの力が要ると言う話をきちんと作っている。

次回はゆいのパートナー妖精のコメコメが行方が分からなくなる話だが、四話の伏線か?




芙羽ここねが力を借りて変身する妖精パムパムが少し出て来たのを見ると。

個人的推しが早く出ないかなあと思っているだけに四話の伏線とみなしたい。

となると3人揃うのは3月か、考えていた割に遅い気もするが、まあ、同じパターンでは飽きられてしまう。

まあ、このように同じプリキュアシリーズでもノリにより作品によりパターンを変えているのは人材がいるからであろう。

今やテレ朝の屋台骨を背負う作品として、現在の仮面ライダーシリーズやスーパー戦隊シリーズの三本の矢になっている感がする。

一作目の『ふたりはプリキュア』が当初はどこまでウケるか分からなかっただけにこんなに長続きするとは思わなかった。

まあ、間断なく製作していたら様々なアイデアやフォーマットが完成する。

空白期間が長いとやはり損をする、平成から始まる仮面ライダーシリーズも、前作のRX終了から11年くらい空いていて、全くコンセプトの違う作品にして今も続いている。

スーパー戦隊も元祖の秘密戦隊ゴレンジャーやジャッカー電撃隊は間を開けずだが、一年の空白を得てバトルフィーバーJから今に至るまで数え切れないくらいのタイトルを間断なく40年以上続けている。

やはり何もせず14年も空くと余程思い切ったことをしないとダメだしその点で『新サクラ大戦』は中途半端に旧作までの華撃団の消滅原因を降魔大戦と言う戦いで消えたとしている辺りに新しいものを作ると言った気概が見えない。

2000年から始まった『仮面ライダークウガ』を例えるならば全くそれまでの仮面ライダーとは違うし繋がりもないと言う始まりからの全くの新作である。

つまりBLACK RXからの繋がりは全くなく、仮面ライダーも『未確認生命体5号』と呼ばれ仮面ライダーとは呼ばれていない。

この辺り『新サクラ大戦』が変にそれまでの華撃団消滅から10年後の話とはいえ変に引きずったがために話に無理が出た。

全く前の華撃団とは繋がりのないものにすれば良かった。

以前の帝国華撃団は伝説の存在であり、それに憧れた天宮さくらが帝国華撃団養成学園を出て、晴れて花組に昇格し、神山誠十郎も、江田島士官学校卒業後いきなりの任務が帝国華撃団花組隊長と言う初代オマージュで良かった。

かっての華撃団の隊員たちはそれぞれの夢を追いかけたり、職務に就いたりしていると言う話で、神崎すみれは神崎重工社長を33歳で託されたと言う設定の方が無理がなかった。

かってのOBたちは国内組や母国に帰り生活なり活躍なりしていると言うことで良かった。李紅蘭は花やしき支部長と言うことで。

少しの絡みだけで良かった。帝劇支配人は大神一郎が務めると言うことなら矛盾はなかった。

変に降魔大戦で全ての隊員を封印することはなかった、意味のない設定だった。

お分かりいただけただろうか?新しく作るならその方が良いと言うことである。

どうせ歳を取るならみんながそうなれば矛盾はない、すみれだけ33歳リアタイで独身のまま支配人は可哀想過ぎた。

かっての仲間は歳を取らないとすれば残酷で無慈悲なるものである。

華撃団大戦はやっても構わない、時代が変わったと推測すれば割り切れる。

新しく作り替えるなら全くの無関係か、旧作の人々は引退して伝説となり、それに憧れた天宮さくらが花組養成学園(かっての支配人の米田一基の発案で少女組と言うのがあったが更に学園化したもの)を卒業して戦士として、舞台女優としてきちんと教育を受けて栄えある帝国華撃団花組に入れたとすれば問題はない。

勿論全員ではなく、ルクセンブルグからの留学生クラリスや下町育ちの東雲初穂の3人が花組養成学園を卒業したと言うことで、忍者の里にいた望月あざみは新しい隊員補充の話で見つけたり、アナスタシアはWOLFの推薦で帝国華撃団花組の助っ人として入ったにすれば矛盾はない。

あとの設定もうまく作れば良い、それならばあんなコケ方はしなかった。
 
メインキャラデザが久保帯人であったとしても、各華撃団がデザインが違ってもそれは外国だからで理由がつく。

ほら、少し考えたら幾らでも話の辻褄が合い
ヒットしなかった『新サクラ大戦』よりもかなり納得行くものになる。

新しく作り直すならば変に旧作のキャラ封印ではなく伝説として残ったとか、様々なことや、敵組織も魅力的な濃ゆいものにすれば、もっと良かった。

夜叉や朧だけでなく個性の強い幹部がいて、取り仕切る奴と黒幕がラスボスと言うことにすれば納得行く。

結局の黒幕はWOLFだったとすれば幾らでも『華撃団大戦は金のためにやっている』と言う、今のオリンピックの主催者のIOCみたいな組織だったと言う後付けも出来る。

やりようによっては幾らでも良くなっただけに残念である。

やはり創り手の熱意と言うものと新しいやるならこうしたら良いは分かるよな。

もうセガはどこに行くのかは定かではないが明るい未来は今のところ皆無と言って締めくくりとする。