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新サクラ大戦に2が出ない真相

2023-05-13 04:49:00 | 日記
あるYouTuberが動画に上げていたが、去る
2019年12月12日に発売された『新サクラ大戦』(セガ、PS4)に新作が出ないと言う話だが、色々考えた結果、『公式からなかったことにされている状態』に近い。

その翌年に発売されたソシャゲでDWと組んだ『サクラ革命』も、正式な年代からは外されており、この二作はなかったこと扱いにされている。




なんとも残酷で無慈悲な扱いである。

『残酷で無慈悲』は『サクラ大戦4』の『君よ花よ』の大神一郎(cv陶山章央)から抜粋。

まさに今のセガに於ける『新サクラ大戦』や『サクラ革命』の扱いがそれに該当するのであるが。

革命はともかく、14年ぶりに復活させたタイトルの『新サクラ大戦』は続編出さないって「どういうことよ〜!」『アーシャのアトリエ』のウィルベル(cv瀬戸麻沙美)風に言うとである。

まあ、さまざまな事情はあるがやはり幻都から三都華撃団が帰って来なかったのが原因かと思う。

当初は帰って来る設定だったらしい、らしいのだが、あのチンピラごぼうの名越稔洋(1966-)が反対したらしい。

「どうせならぶっ壊してやろう!やり方を変えてやろう!徹底的にな!」で、三都華撃団の帰還はオミットされたらしい。

コメ欄である人の話だが、それが事実だと、相当酷い話である。

それでいてあの中途半端で決着もなにもついてないやないかい!な話で、「もっと売れて欲しかった」は何とも欲どおしい話である。

敵設定が甘かったと言うか薄かった、これはウケない作品の特徴である。

過去のNo.から振り返っても、1の黒乃巣死天王、黄昏の三騎士、天海、叉丹(山崎真之介)

2における黒鬼会五行衆、鬼王(真宮寺一馬を甦らせて悪用)、京極慶吾(cv神谷明)

3に於けるパリシィの四大怪人、カルマール公爵(cv大平透)、その実権を握っていたパリシィの怨念の象徴のサリュ(cv高山みなみ)

4に於ける黄金蒸気暴発の原因を作った大久保長安(cv広井王子)

まあ、最後はまさかの作者締めだが、4で一区切りかと思えば納得である。

しかし何を血迷ったかⅤと言う作品を出してしまい主人公は大神一郎の甥の大河新次郎(cv菅沼久義)に代わり、舞台がアメリカの紐育のマンハッタンと言う「あんまり関係ない場所」でやったためと、アメリカは歴史が浅いために敵も輸入だったと言うのが低評価の原因だった。

織田信長(cv小杉十郎太)のキャラは正に第六天魔王に相応しい演技ではあったが脇を固めるキャラが弱かった感は否めない。

まあ、さまざまな評価はされているが『これじゃない感』と『違う!そうじゃない』感はⅤから見受けられた。

それから14年も空いてしまうことになるのだが、いた仕方ない。

一旦は2008年に広井王子自身が「終わらせましょ」発言で終わるところだったのである。

しかしファンの熱意により作曲担当の田中公平が、「なんとかするから!」と宥めたために終わらずに済んだ。

それから復活を果たしたのだが、発表された作品は『違う!そうじゃない!』と言う違和感の塊と壊れたシナリオの作品だった。

『華撃団大戦』なんてやる必要性があったのか?と言う無理矢理設定だし、新結成された帝国華撃団は何か違う感プンプンしていたし
他国の華撃団にバカにされる始末だし、特に上海華撃団は完全に舐めていたしバカにしていた。

詳しい話は割愛するが、まあ、こんな調子で話は続いていく。

上海、倫敦、伯林の華撃団はまあ、色々あるが個性的で文句はない。

しかし問題は敵である!降魔皇の配下である
プレジデントGこと幻庵葬徹(cv置鮎龍太郎)の配下はネチネチ絡んでくる人間をバカにした朧(cv岸尾だいすけ)と真宮寺さくらにそっくりな夜叉(cv横山智佐)しかいない。

幾らなんでも二人は少なすぎやしないか?
しかも夜叉なんて御本家の人が演じているのに正体が偽物である。

まあ、これについての補完は我が同志であるまぐちゃんねる第一形態氏の『夜叉物語』であの夜叉は数多くいた真宮寺さくらのクローンの一人であることが描かれていた。

幻庵により操られていたとか人間から降魔になっていく中で自分を繋ぎ止めるために日記を書いていたり、行動も破綻しながらも理性は失っていなかったりと、苦悩の姿が見えるそのことは村雨白秋(cv沢城みゆき)は知っていた。

知っていて降魔界にいた数多くいる真宮寺さくらのクローンの一人6号に伝えていた。

この6号はまんま真宮寺さくらそのものの姿形であり、剣技などや人格も同じである。

但し記憶が曖昧なのは仕方ない、古い例えだが、『正義のシンボルコンドールマン』(1975年)の三矢一心(佐藤仁哉)が死んだ後に荼毘に付され、その遺骨をタバ老人(井上昭文)が焚き火の中に投じてドラゴンコンドルの幼体のゴールデンコンドルが飛び込んで、コンドールマンになって復活したようなものだから。

コンドールマンはあれが本体で、人間の姿は世を忍ぶ仮の姿で人間時代の三矢一心の記憶はない。(正式には故人で墓もある)

まあ、6号も完全な記憶が曖昧なのに能力は本物と大差ないのは『ファイナルファンタジーⅦ』の主人公クラウドと変わらないのか。(あれは友人のザックスの記憶と混ぜてなり切りと言う感じだが)

まあ、6号と白秋が実験室に行くとクローンと思きものが出るわ出るわで悍ましいサンプルでも見せられてる感はあった。

その中でも5号は悲惨を極めた。

姿が降魔とさくらのなりそこないでまるで、『エレファント・マン』と呼ばれたジョゼフ・メリック(1862-1890)のような無惨な姿で醜いを通り越して悲惨であった。

お互いに拒絶反応をしているために苦痛に喘いでいるのである。

最初は嘔吐するくらいに目を背けた6号も、5号の「介錯を!」と言う悲痛な願いを聞き入れて5号を泣く泣く斬首した。

これがハイブリッドになり損ない苦痛しか与えられなかった5号の救済にはなった、本人も納得ずくで亡くなった。

勢いで6号は他のクローンも悉く始末して、5号が寝かされていたベッドにそれを捧げたら消えていった。

白秋は7号こと夜叉が書き残した日記を6号に手渡して、読むようにと勧めた。

6号は挫けそうになりながらも7号の日記を読んだ。

段々と正気でなくなる7号の苦悩が描かれており、最後は7号の夢が描かれていた。

それが何なのかは伏せるが、女の子ならば誰もが夢見る愛する人と結ばれ子供を産む夢という、『マニマニピーポー』のS級メイドのニコが諸星志揮に於ける想いと同じだった。

それを読み終えた6号は、7号が着ていた灰色の衣装に身を包み、5号が付けていた真紅のリボンをつけ、決意を白秋に述べて7号が付けていた仮面を受け取り敢えて修羅の道を進むことを決意した、その名を夜桜と変えて。

まあ、その道は『子連れ狼』の拝一刀(萬屋錦之助)の冥府魔道の道と変わりはない。

しかし闇に生きる決意をした夜桜にはこの生き方しかない、闇に生きながらも正義の志は消えぬ!いや消さない!

これくらいにディープに作れなかったのかね公式は?

まぐさんの二次創作の方が公式よりも公式に見えるし納得も行く。

イラスト担当のノディさんもグロいイラストは抵抗感はありながらも引き受けてくれた。

夢は甲冑師なのに頑固な父が認めないと言うか「金よこせ」発言で、娘の夢に耳を貸さない。

障害を負いながらも甲冑師を目指している娘に対してなんと無理解な親父なんだ!

まあ、センシティブな話題はこれくらいにして、物語も見事、イラストも見事だった。

調理法が違えばこうも美味くなるのか!と言う例みたいな作品だった『夜叉物語』はお勧めである。

まぐさんの作品は『新サクラ大戦2』を構想中であるらしい。

公式がシカトするなら自分達で作ってしまえと言うファンの体現を象徴する作品なので、時間はかかる。

暫し待とう、あの名越がぶっ壊したスクラップみたいな中途半端な話をどう作り直すのか?

夜叉の抜け落ちたと言うか、あまりにも呆気ない設定からこれほどの深いストーリーを作り上げた彼ならばあの廃車みたいになった車みたいな『新サクラ大戦』を見事にレストアどころかパワーアップチューニングする期待をしたい!

過去に『神崎すみれ物語』と言う成功例を出した実績があるし、『夜叉物語』と言う夜叉の汚名返上どころか夜叉こと7号も辛かったと言う話と意志を受け継いだ6号が自立して闇の道ながらも孤独な戦いに挑む様は『仮面ライダー』(1971年)に被る。

あとは『サクラ革命』の汚名返上をまぐさんに期待しようかな?2が終わればそれをリクエストしたい!

あのままだと咲良しの(cv佳原萌枝)の戦いが無駄になるからである。

まあ、『サクラ革命』をやっている並行で、『ウマ娘』を始めてサクラ革命や新サクラ大戦の声優がウマ娘になるのを見たのとグランドマーベラスにセガが制作協力しているのを見ると、『DWよりも Cygamesと組むべきだった』と思うし、グランドマーベラスは、ある意味『サクラ革命』が失敗したための餞とお詫びだったのかと最近思う。

つくづく組む相手を間違うとああなると言うことを学んだ。

まあ、『サクラ革命』が終わるのを聞いて「やはりな」と言う寂しさがあったのは事実で、それが『ウマ娘』に託されたと言うのはオレの偽らざる気持ちである。

ソシャゲあれしかしてないし、世の中を救う話は飽きた。

まあ、今回はウマ娘で締めたい。さあいつもの「ゆっくりしていってね!」