『新サクラ大戦』は2019年12月に発売され見事にコケてしまったわけだが、新しい作品なのに変に三都華撃団を降魔大戦で幻都に送り込むと言う変な謎設定からして失敗の原因だったと思う。
新と銘を打つにはこれらの華撃団はレジェンドとして既に引退し、米田一基が創設した乙女組から卒業した天宮さくら(cv佐倉綾音)や東雲初穂(cv内田真礼)やクラリス(cv早見沙織)が新しく憧れの帝国華撃団花組に昇格と言う話で良い。
かっての華撃団OGは出演可能者は出ても良いが、無理なお方は話だけは語られていると言う風にすれば良い。
李紅蘭(cv渕崎ゆり子)は花やしき支部長になったと言うことで。
支配人兼司令は大神一郎(cv陶山章央)のままでいい、30代ならまだ務まる。
ならば実際の作品では支配人だった神崎すみれ(cv富澤美智恵)は神崎重工取締役で良い。
跡を継いでも良い頃である。
真宮寺さくらは仙台で剣術道場を開いていると言う話で良い。
敵組織は表向きはWOLFではあるが、裏の顔は降魔により世界征服を企む悪の組織で良い
まあ、『ロボット刑事』のバドーみたいなものである。
華撃団大戦を掲げながら裏では降魔を操り、帝都はおろか世界までもを埋め尽くすと言う話で良いじゃないか。
世界から呼ばれた華撃団も最初はライバル関係も、最後は共通の敵に力を合わせると言う風にしたら良い。
『上海リンチ事件はやる必要なかった』
ゲーム序盤では貧乏で弱い帝国華撃団の代わりに帝都防衛していた上海華撃団だが、相当初期の帝国華撃団を弱いだの何だの馬鹿にする。
もしそれなりに実力があればそんなことは言われないし、あの悪名高い『上海リンチ事件』も起きなかった。
幾らなんでもあれはやり過ぎだと思うしあまりにも酷い演出である。
あれはかなり不評だったと聞いている、かなり胸糞だとも聞いたし。
それなりの実力があれど、まだ上海華撃団の助力がなくて「足引っ張るんじゃねえ!」みたいな喧嘩やバカにされ続けならば我慢は出来たし、「所詮お前らの実力は昔の華撃団には到底及ばないお遊戯程度なんだよ!弱虫が隊長だからな!」と神山誠十郎(cv阿座上洋平)をdisる発言で神山が「何だとこの野郎!」みたいになって、「こんなにバカにされているのになんで俺の機体がないんだよ!」で、頃合いを見た大神が「機体ならある、神山くん、外に出たまえ」と言う話なら納得出来た。
まあ、それまでは予算不足で出せなかったと言うのと開発が少し遅れたと言う話で良い。
まあ、disるくらいならばリンチする必要性もなかったわけである。
あとは宣伝に『ゲキゾウ君』を使うアイデアは大神でなく紅蘭だったと言う話もいい。
その方が辻褄が合う。
神崎すみれとの絡みはスポンサーであると共に霊子戦闘機開発メーカーであると言うことで良い。たまに帝劇に観劇に来ては「まだまだですわね」と後輩に辛口意見を言うと言う話で。
真宮寺さくらそっくりの敵夜叉も敵組織が送り込んだ上級降魔で良い
もっと絡みが欲しかったところである。
狙いが帝鍵ではなく、真宮寺さくらが持つ剣の霊剣荒鷹が目的と言う。
勿論天宮さくらは持ってはおらず、仙台にいる真宮寺さくらが持っているのだが今は諸事情で隠されていると言う話で。
その話の方が面白いじゃないか、先輩が持つ剣を巡り天宮と夜叉が競い合うと言う。
勿論真宮寺さくらはそのありかを言わない、「あれは危険な剣なので封印しました」との一点張りで。
他にもアイデアはあるにはあるがアナスタシアは単なる敵側のスパイ活動をしていながら帝国華撃団に入ったのではなく、仲間がいたから仕方なく入って内部報告をしないと消されると言うことで心苦しいながらもやっていたと言う話で良い。
他にも色々な話を思いついたが持って行きようではもっと面白くなった作品である。
今回は降魔皇は来ずにその息子降魔皇子が対決し、「ふっ、中々やるではないか、でも父上と比べたらまだまだだな!それまでは俺は傷を癒す、次こそがお前たちの最期だ!」みたいな感じで一応撃退はしたが、含みを持たせた終わり方で良い。
まあ、幻庵とかは犠牲で良いわけで、夜叉はあれはBタイプでもう一人いたAタイプは先に降魔皇と共に降魔界に同行したと言うことで良い。
まあ、夜叉推しのノディさんの話からしたら2タイプあるとのことである。
降魔皇子はこの人の顔で良い。
『マニマニピーポー』の諸星財閥の当主であり、ビジネスを趣味とし、医師であり科学者でもある諸星志揮のようなイケメン。
あくまでも似ているのは外見で内面は諸星様のような素晴らしい人間ではなく凄まじく野望が高く、マッドな一面があると言うことで、普段は沢山のメイドがいると言う設定であ、それは『マニマニピーポー』の諸星様も同じか。
まあ、持って行きよう、調理のしようでは、新サクラ大戦はもっと評価が高くなっていた筈なのである。
まあ、『マニマニピーポー』ネタも入っていたがそれくらいやらなければ売れない。
アニメーションもゲームやってない人にもわかりやすいようにしなきゃダメ!
あれだとやってない人にはちんぷんかんぷんである。まあ、作品的にもどうやっても駄作感はしなくもなかったが。
霊子戦闘機に乗る天宮さくらたちよりも、怪傑白マント(正体は天宮の師匠村雨白秋(cv沢城みゆき)だが、メカに乗ってる隊員よりも生身の方が強いってどこの『アイアンキング』だよ!
あれもアイアンキングに変身する霧島五郎(浜田光夫)よりも生身で戦う静弦太郎(石橋正次)の方が強かったが。
あのような現象が起きていたのだから笑えないと言うか「霊子戦闘機要らなくね?」である。
まあ、後の話は割愛するが最後まで意味不明アニメでみんながついていけない作品だったのは言える。
まあ、例えるならいきなり和気藹々としたクラスにいきなり転校生が来て輪に入れないと言う現象に似ている。
全てはゲームの後日談なのだからそりゃついて行けない。
中にはどうでも良いだろう回もあり、色々な形で失敗している。
まあ、今回は『新サクラ大戦』と同時開発だったソシャゲの『サクラ革命』については触れない。
まあ、御本家がコケたのもあって、ソシャゲも惨敗だったし、組む相手を間違えた。
まあ、これはこうすれば良かったは後付けではあるがもう少し何とかなったのではないかはある。
まあ、あれだけ失敗したのは変に旧作キャラを引きずってしまったのが拙いし扱いが酷過ぎたのも失敗の原因でもある。
あれなら旧作ファン激怒しても仕方ないだろうの不出来になってしまったのだから。
『新サクラ大戦』と銘打つには旧作とは違いますよ的な要素やかっての華撃団はレジェンドと言うリスペクトが欲しかった。
まあ、それでも売れたと言う保証はないが、まだマシだった気はする。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます