本日23日の日経新聞の1面のトップ記事で
日経)電撃解散 決断の舞台裏 議席減も覚悟 首相の賭け 極秘の情勢調査、盟友が後押し(2017/9/23 0:53)
で自民党の極秘の情勢調査で、来月の22日にも実際される衆議院選挙で自民党と公明党あわせた議席数は、現有勢力の323議席から減るものの、280議席超は獲得できるとの予想が前提になっていることが明らかにされました。詳細はリンク先(ログインしないと全文を読めませんが、メール登録した無料会員でも月10本は有料記事が読めます)を参照していただきますが、かいつまんで引用しますと
・9月10日の安倍首相の私邸で麻生副総理が「1960年に(安倍首相の祖父の)岸信介首相は米国に安保条約改定の調印直後に解散すれば勝てたのに、幹事長の川島正次郎に猛反対されて断念していたら、日本で安保闘争が激化し、条約成立と引き換えに退陣を余儀なくされた」、「解散は自分で判断したほうがいい」と安倍首相に助言
・14年末の選挙以降も解散の機会があったが、菅官房長官の「議席を減らすだけです」の言葉で見送ってきた
・極秘の情勢調査で、自公で323→280超という試算がでた
・自民単独で過半数があれば、改憲発議は野党の改憲派を取り込めば可能と判断
・北朝鮮情勢は年末に向けて緊迫、10月の中国の共産党大会開催中はまだましだろうと分析
・民進の山尾氏の離党、小池新党の準備が整わない今なら与党に有利
といった流れで解散、総選挙を判断したとのことです。
ただ、280議席は野党が候補を一本化しない前提だそうです。野党が候補を一本化してきた場合は、自民の議席数はさらに減ると情勢調査班も判断しているそうです。また、8月半ばに日本財団会長の笹川陽平氏の別荘で実現した森、小泉、麻生、安倍の歴代首相が勢ぞろいした会食で、小泉首相は2005年8月の郵政解散は周囲の猛反対を押し切って断行し、圧勝したことを興奮気味に話していたのを、安倍首相はじっと聞いていたそうです。加えて、過去2回の衆議院選挙の圧勝は「今なら勝てる」と思ったのは「最後は勘」と答えたそうです。記事では「勝負勘の成否は10月22日に明らかになる」と結んでいます。筆者は島田学さんという方でした。
日経)電撃解散 決断の舞台裏 議席減も覚悟 首相の賭け 極秘の情勢調査、盟友が後押し(2017/9/23 0:53)
で自民党の極秘の情勢調査で、来月の22日にも実際される衆議院選挙で自民党と公明党あわせた議席数は、現有勢力の323議席から減るものの、280議席超は獲得できるとの予想が前提になっていることが明らかにされました。詳細はリンク先(ログインしないと全文を読めませんが、メール登録した無料会員でも月10本は有料記事が読めます)を参照していただきますが、かいつまんで引用しますと
・9月10日の安倍首相の私邸で麻生副総理が「1960年に(安倍首相の祖父の)岸信介首相は米国に安保条約改定の調印直後に解散すれば勝てたのに、幹事長の川島正次郎に猛反対されて断念していたら、日本で安保闘争が激化し、条約成立と引き換えに退陣を余儀なくされた」、「解散は自分で判断したほうがいい」と安倍首相に助言
・14年末の選挙以降も解散の機会があったが、菅官房長官の「議席を減らすだけです」の言葉で見送ってきた
・極秘の情勢調査で、自公で323→280超という試算がでた
・自民単独で過半数があれば、改憲発議は野党の改憲派を取り込めば可能と判断
・北朝鮮情勢は年末に向けて緊迫、10月の中国の共産党大会開催中はまだましだろうと分析
・民進の山尾氏の離党、小池新党の準備が整わない今なら与党に有利
といった流れで解散、総選挙を判断したとのことです。
ただ、280議席は野党が候補を一本化しない前提だそうです。野党が候補を一本化してきた場合は、自民の議席数はさらに減ると情勢調査班も判断しているそうです。また、8月半ばに日本財団会長の笹川陽平氏の別荘で実現した森、小泉、麻生、安倍の歴代首相が勢ぞろいした会食で、小泉首相は2005年8月の郵政解散は周囲の猛反対を押し切って断行し、圧勝したことを興奮気味に話していたのを、安倍首相はじっと聞いていたそうです。加えて、過去2回の衆議院選挙の圧勝は「今なら勝てる」と思ったのは「最後は勘」と答えたそうです。記事では「勝負勘の成否は10月22日に明らかになる」と結んでいます。筆者は島田学さんという方でした。