人には誰でもバイオリズムがあり、調子の良い時もあれば、低調気味の時もあることでしょう。
いつも元気で突っ走っているように思われる私でも、ガス欠でよろよろしている時もあるのです。
今日は朝から来年の仕事の打ち合わせで、希望もあったのですが、どうもこのところ抱えている悩みからか、午後からは落ち込んでしまい、将来を思うと「どうしようかなぁ」とふさぎこんでおりました。
そんな時にふっと立ち寄ったブログで、アップル社創設のスティーブ・ジョブズ氏の2005年のスタンフォード大学卒業式でのスピーチを聞き、涙が出てしまいました。
落ち込んでいた自分への励ましの言葉のようで、とても勇気が湧いてきました。
このところ、私の周りでは「内なる声を聞け」「自分の直感に従え」みたいな事を良く目にするというか、聞くのですが、なんと彼もスピーチの最後にその言葉を述べていたのには驚きでした。
きっと凄いことを成し遂げる人は、行きつくところがみなさん同じなのでしょうかしら・・・。
スティーブ・ジョブズ氏は大学を中退して、気楽になって受けたカリグラファーの授業が後にMacを作る時のフォントとして大いに役立ったそうです。彼は10年で20億ドル、4000人の従業員のいる会社にしたそうですが、30歳でアップルをクビになったのだそうです。
自分で作った会社からクビにされるって??
ところが、その後やはりこの仕事が好きだと気付き、一からやり直して、アニメ映画のトイストーリーを産み出したピクサーと云う会社とNeXTと云う会社を作り、アップルに買収されてまたアップルに戻ったそうです。そんな彼が卒業生に贈った言葉です。(要約ですが)
『真に満足する方法は自分が素晴らしいと思う仕事をすることです。
素晴らしい仕事をする唯一の方法はそれを愛することです。
まだ見つけられなければ、妥協せず探し続けなさい。私の場合、続けるのを支えてくれた唯一のことはそれを好きだったということです。
あなたは愛する何かを見つけなければいけません。それが仕事でも恋愛でも。』
『私は【毎日を最後の日であるかのように生きなさい、いつか必ずひとかどの人物になれるでしょう】と云う言葉を読んで、33年間、毎朝、自分に問いかけました。【今日が最後の日なら今日する仕事は自分がしたいことだろうか】と。もし、長い間答えがノーである時は、何かを変える必要があると分かるのでした。
もうすぐ死ぬと仮定することは、大きな選択をする時の重要なパーツになります。
なぜなら、すべてのことは、プライドや期待、挫折や屈辱への恐れなどからきており、死に際してはそれらが無くなり、本当の大事なものだけが残るからです。何かを失うと云う罠を回避する最良の方法です。
人生の時間は限られている。だから他人の人生を生きてそれを無駄にしてはいけない。他人の考えに従って生きると云うドグマに引っ掛かってはいけない。他人の意見で内なる声を消さないで。もっとも大切な事はあなたのハートと直感に従う勇気を持って下さい。』
このような内容でした。 彼の言葉には重みがあります。
英語ですが下に字幕が入ります。
こちらで演説を聞けますので是非お聴きください。
スティーブ・ジョブスの伝説の卒業式スピーチ 1-2
スティーブ・ジョブスの伝説の卒業式スピーチ 3
ジョブズ氏が最後に学生に贈った言葉が 「Stay hungry! Stay foolish!」でした。
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