昨夜のTBS系の番組「音楽の日」でMISIAの歌った「逢いたくていま」を聴いていて涙がごぼれた。
奈良の東大寺を舞台に熱唱したのだが、その歌詞が今の現実と重なって。
このコロナ禍で、先の集中豪雨で、大切な人を何の前触れもなく失った人々は沢山いる。
歌詞すべてが、その人たちの想いだろうと思うと泣けてきて。
私だったらと想像してみた。
同じように一瞬で愛する人を失ったら、あの歌詞のように泣き叫ぶだろうと。その時浮かんだのは、パートナーだ。
どんなに大切な人を無くされた人たちの心がお辛いだろうかと思われて涙が止まらない。
そうだ、未来は分からないのだと。
だからこの一瞬一瞬を大切に、大事な人を大切に、愛する家族を大切に、この契りを一瞬でも大切に生きようと思った。
いづれ違う世界でまた会えるかもしれない。
でも、この世界のこの瞬間は今しかなく、この契りがまっとうする迄は一緒にいることを大切にしたいと。
そう出来ることを有難いと。
コロナだけではない、私の周りには、「行ってらっしゃい」と大切な人を送り出してそのまま会えなくなった友人たちが沢山いる。
原因がなんであれ、同じ思いだっただろうと思うと胸が締め付けられる。
先日は90歳の知人が戦争孤児だったと知った。
一緒にご家族といて、空襲で一瞬でご家族を亡くされ一人生き残ったそうだ。
みんな、自分の意思とは関係なく愛する人を奪われていく。
今一緒に居られることに感謝して、パートナーとは喧嘩せずに仲良く暮らそう。
「逢いたくて」逢えない人々の分まで。
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