12月4日をもってJリーグ2010シーズンが終了した。我らが浦和レッズはホーム埼玉スタジアムでヴィッセル神戸との対戦で最終節を迎えることになった。対戦前の時点ではレッズが9位、ヴィッセルはJ2降格圏内の16位。通常なら格下相手に楽々と勝たなければいけないところだが、この試合に限ってはそんなことよりもどうしても勝たなければいけないもっと大事なことがあった。浦和レッズのスタイルの変革を目指すとともに、世代交代を進めてきたフォルカー・フィンケ監督のリーグ戦ラストゲームである。フロントが何を考えて監督の首をすげかえることにしたのか私にはちっとも理解できないが、とにもかくにも最終戦に勝利してチームの進むべき方向が間違っていなかったことを示さなければいけなかったし、結果を示してこそ来シーズンの未来が開かれる重要な試合だったのである。そしてもう一つ。浦和レッズに来た外国人選手歴代最長となう5年半の長きに渡って活躍し、リーグチャンピオンやACLチャンピオンなどレッズに数々のタイトルと栄光をもたらしてくれたロブソン・ポンテの埼玉スタジアムにおける最後の試合だったのである。いつの年もどのチームもホーム最終節には絶対に勝利したいと願うものであるが、浦和レッズにとって今年の最終戦はとりわけ特別な思いの詰まった試合だったのは間違いがなかった。一方で、対戦相手の神戸にとってもまたこの試合は特別だった。J1残留のライバル15位のFC東京との勝ち点差はわずかに1であったが、得失点差を考えればとにかくレッズに勝利して、FC東京が引き分け又は負けるのを待つしかない。それとてFC東京の対戦相手はここまでわずかに3勝しかできず、早々とJ2降格を決めている京都である。誰が見ても圧倒的に不利なのは間違いないが、それだけにただひたすらに勝利だけを追い求める大きなモティベーションがあったことだろう。
試合前、そんなことを考えている私にはどことなく嫌な予感がしていた。
もともとレッズは、連敗しているチームと対戦しては必ず記録を止め、連敗ストッパーとまで言われるほど「弱気を助ける」心優しい男たちの集団である。しかも、今シーズンは既に京都サンガにここ埼玉スタジアムでJ2降格への引導を渡している。目の前で2チームも降格させるほど非情になりきれるのだろうか。とにかくうちのチームはここ一番という試合に弱いんだよなあ。それにミスターレッズと言われた福田正博が引退した2002シーズンも最終戦で横浜Fマリノスに敗れ、少しでも長く大将と一緒に試合をと願った翌月からの天皇杯も初戦でJ2福岡に敗れて散っていったっけ。あの時はあまりのあっけなさに試合終了のホイッスルと同時に駒場スタジアムでへたりこんだりしたなあ。そういえば、とぼとぼと浦和駅に帰る私たちの横を「勝っちゃったよお。もう最高!」と嬉しそうに携帯電話で会話する福岡サポの声が憎たらしいほど明るかったっけ。
・・・結果は、目の前で鹿島の優勝を見せつけられた昨シーズンの最終戦にも負けず劣らず印象に残る0-4の敗戦。ヴィッセル神戸奇跡の残留劇の立役者として、見事アカデミー助演男優賞受賞の栄誉に浴したのであった(注:ブログ演出上の表現です)。
試合終了後、すっかり暗くなった埼玉スタジアムでは、サポーターが去りゆくフィンケ監督を万雷の拍手で讃え、レッズサポが描いた綺麗なコレオグラフィ(冒頭写真)がポンテを見送った。それはそれで素晴らしい光景ではあったけれど、それだけにもっと悪い予感が頭をよぎる。
まさか来年は降格争いするんじゃないだろうな。。。こんな予感だけは当たらないように願いたいものである。
試合前、そんなことを考えている私にはどことなく嫌な予感がしていた。
もともとレッズは、連敗しているチームと対戦しては必ず記録を止め、連敗ストッパーとまで言われるほど「弱気を助ける」心優しい男たちの集団である。しかも、今シーズンは既に京都サンガにここ埼玉スタジアムでJ2降格への引導を渡している。目の前で2チームも降格させるほど非情になりきれるのだろうか。とにかくうちのチームはここ一番という試合に弱いんだよなあ。それにミスターレッズと言われた福田正博が引退した2002シーズンも最終戦で横浜Fマリノスに敗れ、少しでも長く大将と一緒に試合をと願った翌月からの天皇杯も初戦でJ2福岡に敗れて散っていったっけ。あの時はあまりのあっけなさに試合終了のホイッスルと同時に駒場スタジアムでへたりこんだりしたなあ。そういえば、とぼとぼと浦和駅に帰る私たちの横を「勝っちゃったよお。もう最高!」と嬉しそうに携帯電話で会話する福岡サポの声が憎たらしいほど明るかったっけ。
・・・結果は、目の前で鹿島の優勝を見せつけられた昨シーズンの最終戦にも負けず劣らず印象に残る0-4の敗戦。ヴィッセル神戸奇跡の残留劇の立役者として、見事アカデミー助演男優賞受賞の栄誉に浴したのであった(注:ブログ演出上の表現です)。
試合終了後、すっかり暗くなった埼玉スタジアムでは、サポーターが去りゆくフィンケ監督を万雷の拍手で讃え、レッズサポが描いた綺麗なコレオグラフィ(冒頭写真)がポンテを見送った。それはそれで素晴らしい光景ではあったけれど、それだけにもっと悪い予感が頭をよぎる。
まさか来年は降格争いするんじゃないだろうな。。。こんな予感だけは当たらないように願いたいものである。
今シーズンのJリーグも終わってしまいましたね
実は浦和の試合は2試合程埼スタに観戦に行きました
知らない選手が増えてましたが、
コールは変わらないのばかりで歌えて嬉しかったです
写真のコレオグラフィ素晴らしいですね
ポンテがいなくなってしまうのは本当に寂しいです
また、ブログに遊びにきますね~
きっとキャンパスライフを楽しんでいることと思います。
えっこmamaさんも元気にしてますかあ。
今シーズンは終わってしまいましたが、来季はぜひ埼玉スタジアムでお会いしましょう