俺の気持ち、いや、何でもないやけど
ごめんって急に言いたくなった。
そういうことにしちょいて?
マキちゃんには見て欲しくないものが、一つや二つはあるよ!
もしもだ、見られたら何がおきる。
それは、秒読みたいせいに入った。コツコツと時を刻むように
僕の心臓の鼓動が急に激しくシンパク数が多くなってきた。
だめだ、これ以上は不安はどことなくおそってくる。
それがよりによって、大好きな美紀ちゃんがくるんだ。
私は言ったじゃない。
これから何が起こるの!
それも、相手しだいね。
土壇場に私まで連れ込むの?
「私たちぁ、あそこでさっさと帰っちょけばよかった。」
いや、あの・・・美紀ちゃん見てたなぁ。
「今だにバレてないだから、
知らんぷりしておこう」
見られたらマズイ、まだ・・も、ダメ、バレている?
不意をつかれて防御するべき。
あれ、ああ・・やめて!
た
す
て
生死一生を得たのはこのときだ!
絶望のフチからよみがえってきた。
本当にやべーじゃないか!(笑い)