差出人は・・・
『掛川西高等学校應援團指導部』
ナント
いったい何事かと中を開けてみると
内容は応援団の現状について。
現在部の存続の危機にあるという事。
確かに応援団は礼儀、しきたりに厳しく
練習も過酷かつ精神的修練を伴うため
慢性的部員不足に悩まされてきました。
そのためいくつかの改善点を決め修正するというものです。
内容を読んでいくと我々が現役の頃から
部の内情がかなり変わって来ておりました。
昔はメチャクチャでしたからね~。
練習は過酷の一言。
特にOBが訪れた時のそれは悲惨なモノがありましたね
OBの言う事は絶対で逆らうという選択肢はありえません。
許された返事は『押忍』。
しかも全力で・・・
夏の練習がやっと終わり校歌を歌い終えた後一人の後輩が
ツバを吐き、それがOBの逆鱗に触れてそこからまた
地獄のような練習が始まったなんて事も。。。
野球好きの方が来た時は公園でソフトボールをして
ヘマをするとドロドロの蓮根畑に頭から投げ込まれた事も
部活も遊びも理不尽にして過激
でもひとたびスタンドに立つと全力で走り、声を出し
校歌、応援歌は体を反らして全力で歌い、
手拍子、太鼓はマメが潰れて血しぶきが飛ぶほどに。
話だけ聞くとアホちゃうかと思うかもしれませんが
キツかった分最後の夏が終わった時は全力で泣ける
そんな3年間でした。
とはいってもそれは20年以上前の話。。。
伝統も大事ですが、現在の社会に合わせて修正していく事は
必要か事なのかもしれませんね。
今回の決断は現役部員にしてはかなり勇気が要った
事だろうと思います。
そしてこの封書は100名以上のOBに宛てて出したとの事。
まぁ私のところに届いているくらいですからそれも納得です。
伝統を守りつつ現役団員のやりやすい環境を作って
これからも応援道を邁進していってほしいと思います。