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2019年11月30日 November 30, 2019
中学校の修学旅行で訪れて以来の（いったい何年前？
）二条城。
当時は鴬張りの床以外、ほとんど感動がなかったのですが、再訪してやっぱり感動！さすが世界遺産です
二条城で特に特筆すべきは、中世の城郭御殿で、二の丸御殿が丸々残っていること。
日本全国で天守が残っているのは12箇所ですが、本丸御殿が現存するのは高知城と川越城、二の丸御殿が現存するのは掛川城とこの二条城だけだそうです。
It was for the second time for me to visit Nijo-jo Castle.
↑ここが注目ポイント
外堀は、水草がぎっちりはびこっていてちょっとびっくりでしたが、水は超きれいです。
皇居江戸城のお堀とは大違い！
なんと、湧き水だそうです。
この水草は
ミズゴケ？でしょうかね～。もしわかる方いたら教えてください。
東南隅櫓
Tonan Sumi-yagura which means Southeast Watchtower
唐門 Kara-mon Gate
↑門の反対側 Another side of the gate
↑二条城の彫刻は、豪華で素晴らしいのですが、後日訪れた新潟の寺々に残されている石川雲蝶の作品の出来も遜色ないと感じました。石川雲蝶についてのブログにも書きましたが、彫刻に興味がある方は是非一度ご覧になってください。
二の丸御殿（国宝） Ninomaru-goten Palace (National Treasure)
6棟が雁行系に立ち並ぶ御殿で、内部は部屋数33室、800畳以上あるとのこと。
狩野派の障壁画（模写画、実物は博物館などで保存）で装飾されています。
Ninomaru-goten Palce consists of six connected buildings arranged in a diagonal line.
It has 33 rooms and over 800 tatamimats decorated with paintings by the Kano School (replicas/ Real paintings are stored or exbited in a museum).
2018年9月の台風21号の強風で二条城では、国宝・二の丸御殿の屋根の瓦が飛ばされたり、金属製の菊の紋の飾りが落下したりする被害が出たが、
修復中に屋根の側面から落下した金属製の飾りで覆われていた場所に、徳川家の家紋「葵の紋」の跡などが新たに見つかったということです。
明治維新を経て1884年(明治１７年)に皇室の別邸、二条離宮となり、これまでに徳川家の家紋を隠したり取り外したりしたとみられる跡が数多く見つかっているということですが、まだわかっていないことも多く、この時の発見は、不幸中の幸い？的、大発見だったようです。
徳川家の家紋は三つ葉葵ですが、皇室の家紋は菊です。
The family crest of the Tokugawa clan is three leaves of Hollyhook, while Chrysanthemum for Imperial Family.
crest=家紋、紋章、（鳥の）とさか、冠羽、山頂
clan=氏族、一門、一族
hollyhock=タチアオイ、ハナアオイ
↑うっすら三つ葉葵の後がありますが、見えますか？
障壁画
↑石が立てた形に置かれて、堅い印象の庭園。実は対岸から見ると、とても柔らかい印象です。（テレビ番組より/対岸は立ち入り禁止）
実は1626年、徳川家光時代に本丸や天守閣が完成、後水尾天皇の行幸（5日間）あり、滞在された場所からの景色を公家好みにしたとか。
すごい気配りです～～
↑写真右奥が天守台
You can see a base of the castle tower surrounded by stone walls on the right.
12:00pm
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