Makoqujilaの蝶散歩Ⅱ

【蝶-203】カラフトタカネキマダラセセリ

今年もコロナが増え始めたのと、岳沢登山以降なんだか疲れ気味ということもあり、蝶散歩を少しの間お休みしています。ということで、ブログ更新ネタがないため、恒例の撮影済み種の整理・紹介です。先日タカネキマダラセセリに会ったばかりということもあり、近縁種のカラフトタカネキマダラセセリを紹介します。

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日本で一番名前の長い蝶ということで有名な本種ですが、実はリュウキュウウラナミジャノメやウスアオオナガウラナミシジミも14文字ですね。それはともかく、本種は日本では北海道に行かないと会えない種です。小型のセセリの中でも特に小さくてかわいい感じです。似た環境に多いコチャバネセセリに比べて一回り小さいため、初めて見たときは「ちっちゃ!」って思いました。綿毛に止まれるほど小さい(軽い)んです(下にある写真参照)。メスは本州のタカネキマダラセセリによく似ていますが、オスはクリーム色(黄色)の部分が広く特別な蝶のオーラを発しています。北海道では比較的広い範囲に分布していますが、この特別感のおかげか、人気の種ですね。
★人生初見:2021年6月







2021.6.26 北海道 
一番下の写真の上の子がメスです。茶色の部分がオスより広いですね。

年1回発生(6月~7月)、越冬は四齢幼虫と言われている。食草はイネ科のタカネノガリヤス、オニノガリヤスなど。

[蝶203、セセリ28] 

・前回のチョウ紹介は:エゾヒメシロチョウ
・前回のセセリチョウ紹介は:テツイロビロウドセセリ
・近縁種タカネキマダラセセリ初見の記事は:後半は登山決行の信州遠征
・同じ日に初見できたのは:ホソバヒョウモン



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