■ 2017.8.19 富士山麓
ヤマキチョウを求めて今年4度目の富士山麓です。今日は越冬個体を見たポイントなので、まず間違いなく出会えると思います。問題は、写真を撮れるかどうか、、、林道に入ると、斑紋の多いセセリが飛び交っています。ホソバセセリにしては小さいのでなんだろうとよく見るとミヤマチャバネセセリでした。その後、イチモンジチョウ、アサマイチモンジ、オオウラギンスジヒョウモン、ウラギンスジヒョウモンなど写しながら、春に越冬個体を見たポイントに向かいます。途中途中にあるヒヨドリバナ等の花には沢山のミヤマカラスシジミがいます。この時期までこの数いるとは思いませんでしたのでびっくりです。今年はやっぱり少し寒めで、季節の進みが遅めなんですかね。。。で、食樹のあるエリアに着いたので、林道から薮漕ぎでススキをかき分け突入していくと、おおよそ一回りしたかなー、なかなかいないなー、と思ったくらいに一頭飛び出しました。ふわふわゆったりなのでスジボソかなー?と思いつつ、追って止まったところを写したところ、ヤマキチョウの♀のようです。雄は高速飛翔ですが、雌はふわふわ飛ぶんですね。で、二頭目が出ず、あきらめて帰ろうと思った瞬間視界上方から急降下してきてユリに一頭止まりました。この速さは雄ですね。間違えて連写モードで撮ってしまって、あわてて設定をいじっているうちに上空高く飛び去ってしまいました。写真をみると蜜がうまく吸えなくて怒って去ったようですね^^;
ヤマキチョウ ♀ 同一個体
ヤマキチョウ ♂
ミヤマカラスシジミ さまざまな花で吸蜜
ウラナミシジミ 今年初見
ミヤマチャバネセセリ
一番下の立派な獣糞はイノシシですかね?帰りに通った時には、アサマイチモンジが来ていました。
ヒメキマダラセセリ
アサマイチモンジ
吸蜜の個体は同じ花で、その下の獣糞の個体は近くの葉の上で、それぞれこの後、綺麗に開翅してくれたのですが、採集者が近づいてきてびっくりしたのか、すぐに飛び去ってしまいました。残念。なので糞上の開翅しかないです。。。(><)
ウラギンスジヒョウモン 今年初見
オオウラギンスジヒョウモン
ウラギンヒョウモン
オオカマキリ
ヤマキチョウが止まったユリの隣のユリにいました。「ん?」って、二度見しちゃいました。で、一枚激写^^;
その他、トラフシジミ、キタテハ、ミドリヒョウモン、ジャノメチョウ、イチモンジチョウ、イチモンジセセリなどに出会えました。というわけで、今年出会ったチョウは103種類になりました。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。
・前回のこの場所は:山梨遠征:まだちょっとフライングだったか?
・前回の蝶日記は:北海道遠征2017(3/3)
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