Makoqujilaの蝶散歩Ⅱ

【蝶日記】今年2度目の北海道:中盤は登山!

■ 2022.7.2 北海道
この日は大雪御三家の高山蝶を求めて登山です。生まれて初めて雪渓にチャレンジ。超ドキドキです。事前情報ではアイゼンが必要とのことだったので、娘の分と自分の分と2セット確保しました。で、早起きして登山口へ行くと車が沢山。聞くとすでに60名以上が登山しているとのこと。こりゃ大変だということで早速登ります。問題の雪渓ではアイゼンをつけている人はほとんどおらず、ちょっと拍子抜けでしたが、せっかくなので装着しました。個人的な感想としては、素人はつけた方が良いです。つけていても結構滑ったし怖かったです。で、肝心のチョウですが、しっかり狙いの3種を撮影できました。今から思うと(何度も近くに止まってくれた)ダイセツタカネヒカゲ(ダイタカ)をもう少しきちんと撮っておきたかったですが、とにかく他の2種が難易度が高かったので、気が回らなかったです。。。ポイントにはチョウ目的の方は6-7名と思ったよりは少なかったですが、今年のクモツキ@信州でお会いした方もいて「あー、お久しぶりです(驚)」というなんだかこの業界の狭さを象徴する出来事も。。。




ウスバキチョウ 人生初見
とにかく近くに止まってくれません。人がいる位置をわかっているのか、微妙に岩の陰とか、遠いところに止まります。しかもこっちを向いて止まるので顔しか写せない。。。開翅は(地面ベタではありますが、)なんとか許せる写真が1-2枚撮れたのですが、閉翅が撮りたくてもたもたしていると、なんと娘が翅を閉じたままとことこ歩いているところを動画で確保してくれてました。助かりました。上の一番下の写真は娘撮影の動画からの切り抜きです。食草のコマクサのみならず岩にも卵を産むとの話を聞いたこともあるので、とことこしてたのは、卵産み狙いの行動かもしれません。



ダイセツタカネヒカゲ 人生初見
最初目に入ったのはこの種でした。新鮮な個体から色あせてすれた個体まで結構な数飛び回っていました。裏面が保護色なので空や草をバックに撮りたかったのですが、時間切れ、、、というより他の種に時間を取られてしまってこれが精いっぱいでした。



アサヒヒョウモン 人生初見
この子にも苦労させられました。大きさがダイタカくらいで混ざって飛んでいると近づいてこないと分からない。。。で、なかなかいいところに止まらない。。。登山道に止まったところを娘や他のチョウの人に呼ばれて駆けつけて数枚がやっとでした(しかもほぼピンボケ。。。使えるのがあってよかったです)。


雪渓
先行する人たちをパチリ。この規模の雪渓を3つか4つ超えて登っていきます。で、登山素人の私と娘も決死の覚悟で突撃したのでした。。。


コヒオドシ 今年初見
登山口というか駐車場というかトイレのそばというか、に、新鮮個体がいてびっくりでした。


ヤマキマダラヒカゲ 
林道入り口で他の方の車だったのですが、綺麗に止まっていたので写させていただきました。


ヒオドシチョウ 越冬個体


シロオビヒメヒカゲ 今年初見


ハバチの仲間っぽいハチ(カンバヒラクチハバチ?)


シマリス 目ざとく娘が発見。安定の可愛さ。


エゾシカ 
車を止めた私たちを遠くから見てました。ま、鹿がいるということは熊がいないということで、安心して探索を継続したのでした。

その他、ヒメシジミ(今年初見)、エゾシロチョウ、エゾスジグロシロチョウ、コチャバネセセリ、サカハチチョウなどに会えました。
というわけで、この時点で今年出会ったチョウは85種類となりました。今日も最後まで読んでいただきありがとうございます。

今回の北海道遠征の前半の様子は:今年2度目の北海道:不調の前半戦
今回の北海道遠征の最終日の様子は:今年2度目の北海道:最終日


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コメント一覧

makoqujila
Twoguitarさん:コメントありがとうございます。
はい、天気予報は微妙だったのですが、結果として天候に恵まれ良い遠征となりました。山の周りは行ってみないと分からないものですね。
twoguitar
大雪山の雪渓歩きも含めての蝶観察で人生初のウスバキチョウに会えたり、きれいなコヒオドシに会えたり充実した旅でしたね。
お嬢様も活躍してくれ楽しい思い出ができましたね。
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