昨年出版されて派手に宣伝していたときは
読む気になれませんでしたが、最近になって
映画の宣伝を見かけるようになり、ミーハー
気分で読みました、一気に読みました
読み応えがありました
ストーリーは第二次世界大戦中のおじいさんの
ことを孫が調べるにつれ分かってくる当時の
おじいさんと軍事国家の日本
ネットでは賛否両論ありますが、小説として
面白いです
ときどき面白い小説が発表されるので、読書は
やめられません
最後の特攻で二一型と五二型が一緒に出撃して
いきます
二一型は開戦時の当時の海軍の主力戦闘機、
五二型は3年後に配備された新型機とはいっても
3年間で最高速度は530kmから570kmと40kmのアップ
にとどまり、肝心の武装は変わらず
対してアメリカ軍は文中にもあるようにF4Fワイ
ルドキャットからF6Fヘルキャットにより重武装、
大出力機に変わっていきました
でもF4Fと同時期にF4Uコルセアも大量に実戦配備
されていたはずですが、宮部さんの部隊は交戦し
なかったらしいです