~~地球上の水の分布~~
海水の量が97%、淡水が2.6%。
その海水は全地表の71%を覆っている。
淡水の2.6%のうち、6割が氷河、3割が地下水。
地球の表層にある淡水は人類が利用できる水であり、他の陸上生物も利用している。
この淡水の割合は、地球上に存在する水の0.014%にすぎない。
海には1.384億兆トンの水。
「水の大循環」
海水が一年間に蒸発する量は430兆トンで、
その中の40兆トンが雲になり、陸から蒸発した75兆トンと合わせた115兆トンが雨や雪として地表に降る。
海水から蒸発してもういちど液体になると、塩水から淡水に変わる。
豊かな森がある場合には、25%の雨水は山に貯まり、蒸発量が15%。
雨の一部は土の中に染み込み、35%が保水されている。
ところが、禿山では大部分が蒸発して、保水の割合はたった5%。
利用効率が悪いだけでなく、鉄砲水による洪水の危機を生むことになる。
森林には「涵養作用」がある。
これはスポンジのように水を貯め、ろ過された水をきれいにする作用のこと。
そのため、人工ダムの22倍もの保水力がある。
そして森の中のに棲む生物を豊かに育む。
そうすると、例えば汚れた水も、土の中のバクテリアによって分解され、浄化された水となって川に注がれる。
つまり、水の利用効率をあげる究極の答えは森林を育てること。
ライアル・ワトソン「水の惑星」
「液体の中で、物を削る力が一番強いのは水です。
長い時間をかければ、水はどんな物質でも浸食していきます。
水は何万年もかけて、地球の顔を作り変えていきました。
植物全体が保有する水の量は、1年間に世界中の川が海に注ぐ量の半分、
2000億トンにも匹敵します。
地球にとって素晴らしいのは、水が絶えることがないということです。
いまでも水の量は、太古と同じままなのです」
人間は一日に2~2.5リットルの水を、飲み物または食べ物を通して取り入れる必要がある。
そして、それと同量の水を排出する。
体重が70キロの人の場合、体内に45リットルの水が含まれている。
骨の中には12%、臓器にはもっと多くの水が含まれている。
2%の水が体から失われると、猛烈に喉の渇きが感じられ、5%失うと幻覚が起こる。
12%失うと死ぬ。
人間の体の60%は水。若い人ほど水分%が高く、赤ちゃんでは80%。
生活用水に全体の10%、農業活動に70%、工業活動に20%を使用。
日本人は一日当たり、300リットルの生活用水を使用。
昭和40年頃は169リットル。
「トリハロメタン」
水道水を安全にするために使った塩素がトリハロメタンになる。
日本は実は大量の水輸入国。
日本は穀物や牛肉を輸入してるが、これらを生産するためには大量の水を必要とする。
なので、農畜産物を輸入することは、水を輸入することと同じだと、
沖大幹が2003年の「第三回世界水フォーラム」で発表。
その総量は年間744億立方メートルで、これは日本が使っている水の総量900億に匹敵する。
水質汚染原因の80%が家庭排水。
200mlの牛乳を飲まずに流すと、お風呂の10杯分の水がなければ環境基準に戻らない。
ラーメンの汁や、醤油も汚染原因となる。
地球上の年間降水量115兆トンの20%が、人間の利用できる水資源の最大値。
水が液体として存在できるのは、0~100℃。
宇宙の平均温度はマイナス270℃
地球は非常に狭い温度範囲に存在している。
太陽系惑星・・・水・金・地・火・木・天・海・冥
地球の平均表面温度は15℃
太陽に近い金星の表面温度200℃
火星ではマイナス50℃
液体の水が存在できるのは地球だけ。
月は太陽からの距離が地球とほぼ同じなのに、月に水がないのは、月の引力が地球の1/6だから。
月の表面温度は昼間は110℃、裏側はマイナス180℃。
ブナ林がたくさんあるところを浸透してきた水はほんとうに美味しい。
12℃くらいの水がいちばん美味しいといわれている。
重炭酸塩、炭酸として感じない程度の弱アルカリ、
岩の上を通過してくつと、ケイ酸塩が溶け込む。
海水の量が97%、淡水が2.6%。
その海水は全地表の71%を覆っている。
淡水の2.6%のうち、6割が氷河、3割が地下水。
地球の表層にある淡水は人類が利用できる水であり、他の陸上生物も利用している。
この淡水の割合は、地球上に存在する水の0.014%にすぎない。
海には1.384億兆トンの水。
「水の大循環」
海水が一年間に蒸発する量は430兆トンで、
その中の40兆トンが雲になり、陸から蒸発した75兆トンと合わせた115兆トンが雨や雪として地表に降る。
海水から蒸発してもういちど液体になると、塩水から淡水に変わる。
豊かな森がある場合には、25%の雨水は山に貯まり、蒸発量が15%。
雨の一部は土の中に染み込み、35%が保水されている。
ところが、禿山では大部分が蒸発して、保水の割合はたった5%。
利用効率が悪いだけでなく、鉄砲水による洪水の危機を生むことになる。
森林には「涵養作用」がある。
これはスポンジのように水を貯め、ろ過された水をきれいにする作用のこと。
そのため、人工ダムの22倍もの保水力がある。
そして森の中のに棲む生物を豊かに育む。
そうすると、例えば汚れた水も、土の中のバクテリアによって分解され、浄化された水となって川に注がれる。
つまり、水の利用効率をあげる究極の答えは森林を育てること。
ライアル・ワトソン「水の惑星」
「液体の中で、物を削る力が一番強いのは水です。
長い時間をかければ、水はどんな物質でも浸食していきます。
水は何万年もかけて、地球の顔を作り変えていきました。
植物全体が保有する水の量は、1年間に世界中の川が海に注ぐ量の半分、
2000億トンにも匹敵します。
地球にとって素晴らしいのは、水が絶えることがないということです。
いまでも水の量は、太古と同じままなのです」
人間は一日に2~2.5リットルの水を、飲み物または食べ物を通して取り入れる必要がある。
そして、それと同量の水を排出する。
体重が70キロの人の場合、体内に45リットルの水が含まれている。
骨の中には12%、臓器にはもっと多くの水が含まれている。
2%の水が体から失われると、猛烈に喉の渇きが感じられ、5%失うと幻覚が起こる。
12%失うと死ぬ。
人間の体の60%は水。若い人ほど水分%が高く、赤ちゃんでは80%。
生活用水に全体の10%、農業活動に70%、工業活動に20%を使用。
日本人は一日当たり、300リットルの生活用水を使用。
昭和40年頃は169リットル。
「トリハロメタン」
水道水を安全にするために使った塩素がトリハロメタンになる。
日本は実は大量の水輸入国。
日本は穀物や牛肉を輸入してるが、これらを生産するためには大量の水を必要とする。
なので、農畜産物を輸入することは、水を輸入することと同じだと、
沖大幹が2003年の「第三回世界水フォーラム」で発表。
その総量は年間744億立方メートルで、これは日本が使っている水の総量900億に匹敵する。
水質汚染原因の80%が家庭排水。
200mlの牛乳を飲まずに流すと、お風呂の10杯分の水がなければ環境基準に戻らない。
ラーメンの汁や、醤油も汚染原因となる。
地球上の年間降水量115兆トンの20%が、人間の利用できる水資源の最大値。
水が液体として存在できるのは、0~100℃。
宇宙の平均温度はマイナス270℃
地球は非常に狭い温度範囲に存在している。
太陽系惑星・・・水・金・地・火・木・天・海・冥
地球の平均表面温度は15℃
太陽に近い金星の表面温度200℃
火星ではマイナス50℃
液体の水が存在できるのは地球だけ。
月は太陽からの距離が地球とほぼ同じなのに、月に水がないのは、月の引力が地球の1/6だから。
月の表面温度は昼間は110℃、裏側はマイナス180℃。
ブナ林がたくさんあるところを浸透してきた水はほんとうに美味しい。
12℃くらいの水がいちばん美味しいといわれている。
重炭酸塩、炭酸として感じない程度の弱アルカリ、
岩の上を通過してくつと、ケイ酸塩が溶け込む。